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    第129話負冬日への応援コメント

    初めまして。
    『喧』は『うるさい』という意味ですので、
    「負喧閉目坐」の訳は「賑やかな声を背に
    目を閉じて座る」になるかと思います。
    『喧』に『日差しの暖かさ』の意味はない
    と思いますよ。

    以下、返信への返信です。
    『喧』と『暄』は異なる字なので根拠に
    するのはどうかと思いますよ。
    川合康三先生はツイッターにアカウント
    をお持ちのようなのでそちらに聞いてみ
    ますね。

    作者からの返信

    ご指摘ありがとうございます。
    「負喧閉目坐」は河合康三先生の説を取りました。
    また、諸解説書でも、解釈は同様です。
    「喧伝」の「喧」とは意味が異なると考えています。
    また、「暄」の意味として、「あたたかい。気温がほどよく高い」があります。
    オンラインの漢字辞典等、参考にしていただければ幸いです。

    編集済
  • 第195話中隠への応援コメント

    はじめまして。翻訳ありがとうございます。

    しばらく前に「中隠」の白文に取り組んで、今ひとつ分からなかったとき、こちらの訳文のおかげで助かりました。

    現代日本人の立場から見るのは見当違いとは存じますが、都会の一軒家で年金たっぷり生活というように解釈すると、なんとはなく羨ましくも思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    不遇の時期もありましたが、この時期は悠々自適。
    白楽天氏も安心して人生を楽しんでいます。


  • 編集済

    第23話長恨歌(完)への応援コメント

    映画で観るのとも、小説で読むのとも異なり、舞夢さまの訳で読ませていただくと、独特の想像力がかき立てられ、なんとも名状しがたい感動を味わいました。
    いつまでも、現実を忘れてこの感動に浸っていたいくらいです。
    本当に、いい話とその訳を、ありがとうございました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    永遠の悲恋の物語をこれほど美しく詠んでくれた白楽天にまず、感謝。
    そして、それを持ち帰ってくれた遣唐使たちにも感謝をしています。

  • こんにちは。
    いつも私の拙いエッセイ読んでくださってありがとうございます。
    舞夢さまの作品は難しそうだな、と思っていたのですが、読んでみると、舞夢さまの訳は分かりやすく、とてもいいですね!
    この年で白楽天を読むことになるとは思いませんでしたが、時間を見つけて、これから親しませていただきます。
    ありがとうございます。

    作者からの返信

    こちらこそ、応援&コメント等ありがとうございます。
    白楽天の訳をおほめいただき、重ねて御礼申し上げます。
    漢詩と現代の日本語訳、難しい部分もありますが、出来る限りの訳を行いました。
    今後とも、よろしくお願いいたします。
    また、レネ様の文、とても味わい深く読ませていただいております。
    今後も楽しみにしております。

  • とうとう完結なのですね!
    長らく、そして多くの詩の訳、本当にお疲れ様でした( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )✨

    外国語で書かれた文学作品の訳って、漢詩に限らず日本語にすると不自然さが残ったりして、十分に楽しめないことが多々あります。
    今回のあとがきに書かれているように、千年も前に生きた人の意を汲んで自然な日本語になるように訳すのは大変時間と労力のかかることだったかと思います。
    けれども、そのおかげで白楽天が一人の人間として生き生きとした姿で私の前にも現れてくれたように思います。

    白楽天の波乱万丈、そして晩年は穏やかな人生を辿るように詩を味わえたことも素敵な体験でした。
    このような機会を与えてくださった舞夢さまには本当に感謝しております。

    ありがとうございました✨

    作者からの返信

    長い間、ご愛読ありがとうございました。
    白楽天先生(そう言いたくなります)、そして白楽天の詩を読んだ、数多くの日本人の先達、いろいろなことを考えながら、精一杯の訳をしました。
    自分にとっても、忘れることのできない貴重な経験になりました。

  • 第242話達哉楽天行への応援コメント

    少子高齢化で年金もどうなるかわからない現代庶民の私たちからすれば大変羨ましい悩みですね(^_^;

    作者からの返信

    確かに不遇の時代はありましたが、十分な財産があるから、遊んで暮らしています。
    うらやましいことですが、白楽天自身、そのような運命だったのだと思います。

  • 完結、おめでとうございます。
    世界史の教科書で白居易としか知らなかった白楽天。
    意訳してくださったおかげで、より身近にシチュエーションや感情、気持ちを感じました。

    連載、お疲れ様でした。
    そして、ありがとうございました。

    作者からの返信

    こちらこそ、ご愛読そして日々の応援ありがとうございました。
    今は、少しホッとしています。


  • 第232話詩酒琴人、例多薄命への応援コメント

    子どもや友人を早くに亡くす辛さや寂しさは経験しているものの、好きなものに囲まれて悠々自適に暮らす幸せは手に入れたのですね。
    幸せと不幸せって、人それぞれのバランスがあるのかなと改めて感じました。

    作者からの返信

    白楽天の人生を辿るように訳をしてきました。
    青雲の志に燃えていた時期から、悲運の時期、そして安定した老境に入っています。
    いろいろなことがありながら、今は平穏な白楽天。
    一緒に酒を酌み交わしたくなる人です。

  • 第228話思舊への応援コメント

    水銀だの硫黄だの、老廃物の混じった尿の結晶だの、今からすれば信じられないですね((((;゚Д゚))))
    そりゃあ何もしない方が長生きするってもんです……

    長生きしたい、健康でありたいと願い、巷で流行る様々な健康法を試してみるのは今も昔も変わらぬ風潮なのだなと思いました。

    作者からの返信

    中国古来の道教の仙丹薬に由来するのだと思います。
    なかなか、不思議です。
    尚、一説ですが道教の鉱物関係の技術が「古事記」「日本書紀」の記述に深い影響をもたらしているようです。

  • 第224話代鶴への応援コメント

    狭い場所に閉じ込めてしまった申し訳なさを感じているんでしょうね(^_^;
    本当に人柄が滲み出ますね。

    作者からの返信

    やはり白楽天は、普通に優しい人と思います。
    だから、愛されているのですね。

  • のんびりと隠遁生活を送っているということでしょうかね(´∀`*)

    作者からの返信

    目は風景で浄化して、体内は酒で浄化するのでしょうか ^^

  • 素直にすごいと思います。

    作者からの返信

    後宮内部の実態は、華やかさに隠れて、辛く寂しいことだらけのようです。

  • ああ、これことほぎなんですね。
    むつかしいー。

    作者からの返信

    新進官僚として、理想を述べています。
    それだけ実は官僚世界は乱れ天子の治世に不安があったのだと思います。

  • 第219話酔吟への応援コメント

    年老いて、もはやガツガツと仕事をする感じでもなくなったのかもしれないですね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
    肩の力が抜けることも年老いたからこそできることなのだろうと思います。

    作者からの返信

    ほぼ名誉職で、高給を受け取り、実は広大な屋敷に住む。
    仕事は、ほどほどに優雅に暮らしてます。
    これも一つの理想郷なのかもしれません。

  • 第214話池上への応援コメント

    詩の内容とは関係ないコメントで申し訳ないのですが、映画『空海』に白楽天も主要登場人物として出てくるようですね(´∀`*)
    こちらでいつも白楽天に触れさせていただいているので、とても興味があります。

    作者からの返信

    なかなか面白そうな映画ですね。
    白楽天最初の長安時期でしょうか。
    ハツラツとしていた白楽天と空海が出会っていれば、なかなか ^^

  • 第212話哭崔兒への応援コメント

    子供を亡くすのもこれで何度目なのでしょうね……
    しかも年老いてようやくできた息子だっただけにどれほど失望しただろうかと心が痛みますね(><)

    作者からの返信

    逆縁というものは、本当に辛いと思います。
    生きている限り、悲しみは消えないので。

  • 第210話哭微之への応援コメント

    親友の名を、二度と詩で詠うことはない──
    悲痛な決意ですね(><)

    作者からの返信

    元稹を悼む三篇の詩の中で、思いの凄み、言葉の凄みを一番感じます。

  • 第208話哭微之二首 其一への応援コメント

    ああ、親友の元稹が亡くなってしまったのですか……
    こちらの訳詞にも度々登場されていて、とても仲良しだったことが伝わってきていたので、白楽天の悲しみはいかばかりだったろうと胸が痛みます(><)

    作者からの返信

    どんな時も心を通じ合っていて、離れていれば夢にまで出てきた友の死です。
    これは、辛いと思います。
    三篇続きます。

  • 第206話慵不能への応援コメント

    「面倒で何も出来ない」
    まずこのタイトルに笑ってしまいました(笑)
    こんな内容で詩になるのだなぁと(o´艸`)
    舞夢さんの注釈でなるほどと思いました。

    作者からの返信

    訳者自身がナマケモノなので、白楽天氏の考えはよく分かります(笑)

  • 第200話阿崔への応援コメント

    え……(|| ゚Д゚)
    こんなに喜んでいるのに三歳までの命だったなんて……。゚(゚´Д`゚)゚。
    失う悲しみは計り知れませんね……

    作者からの返信

    なかなか辛すぎることながら、白楽天は子供に先立たれる運命を持つ人だったようです。

  • 第199話自嘲への応援コメント

    年老いてからの子供は余計に嬉しく愛おしいことでしょうね(*^_^*)

    作者からの返信

    恥ずかしさを言いながらも、うれしくてたまらない白楽天です。

  • 第193話白楽天洛陽に戻るへの応援コメント

    様々な土地へ赴き波乱万丈な人生を送った白楽天。幸せな晩年を過ごしたようで何よりです(*^_^*)

    作者からの返信

    ようやく白楽天の望み通りの暮らしができるようになりました ^^

  • 「何處春深好」で始まるのがお決まりということでしょうか?
    なかなか趣のある詩ですね✨

    作者からの返信

    特に三行目と四行目が好きです。

  • 第7話常楽里に閑居してへの応援コメント

    ひとときの平穏を切り取った、セピア色の写真のようです。
    笑顔が目に浮かびます。

    作者からの返信

    酒を飲む集まりに、加わってみたくなります。

  • コメント失礼いたします!

    偉い人がいたものだなあ。記録に残っているのなら本当のことなのでしょうね。こういう方が大陸を治められるのは確かに理想かもしれません。

    作者からの返信

    為政者の理想像と白楽天は考えたのだと思います。
    ただ、その後の彼の人生は、政局に巻き込まれてしまうのですが。

  • 第188話寄殷協律への応援コメント

    雪月花は日本の言葉だとずっと思っていました。
    白楽天からだったとは!
    言葉の由来がわかると絶対忘れません。

    作者からの返信

    雪月花という言葉そのものが、美しく思います。
    古代日本人も、それを感じたのだと思います。

  • この微之という名前はちょこちょこ出てきますね。
    よっぽど心の通いあった親友なのでしょうね(*^_^*)✨

    二人とも才能があるようで凄いです(´∀`*)

    作者からの返信

    夢に見るほど心が通う元稹のことです。
    そういう友人を持つことができるのも、いいなあと思います。

  • 第2話王昭君二首 その一への応援コメント

    砂漠に埋もれる、孤独な死体のようですね。
    個人ではどうにもならない、冷徹な広がりを感じます。

    作者からの返信

    人には様々な運命があるけれど、強く生きた女性なのでしょうか。
    いろいろと考えさせられる詩と思います。

  • 第1話古原の草を詠むへの応援コメント

    こんにちは。
    みささぎさんから紹介されて、読ませていただきました。

    李白、杜甫という名はなじみがあるのですが、なぜか白楽天とは縁が薄く、これからたくさん読ませていただきます。
    起承転結を漢詩からもらったつもりのわたしですが、DNAに刻みつけるくらいにしっかりと堪能させていただこうかと思います。笑

    作者からの返信

    瀬夏ジュン様 お立ち寄りありがとうございます。
    みささぎ様のご紹介ということも、感謝いたします。

    白楽天は日本の文化にも、大きな影響を与えた詩人。
    その彼の一生をたどるような順番で訳をしてあります。
    今後も、よろしくお願いします。

  • 第180話太湖石への応援コメント

    煙るような翠……なんだか風情があって素敵な色の表現ですね(*^_^*)

    それにしても、白楽天は任地を転々としますね💦
    お役人さんはみんなそんな感じだったんですかね?
    中国は広いだけに大変そうです(^_^;

    作者からの返信

    左遷されたり戻されたり、様々な経歴です。
    若い頃の詩も好きですが、この時期もなかなか、深みがあります。

  • 第175話別蘇州への応援コメント

    健康上の理由で職を辞して気に入った土地を去る……
    前話の穏やかな詩を味わった後だけに、後ろ髪を引かれるような思いたったのだろうと感じます(><)

    作者からの返信

    好きな赴任地だけに、確かに残念なことだったと思います。
    刺史の離任に際しての様々な催しを取り入れたのでしょうか、紀貫之の土佐日記にも、よく似た記述が見られます。

  • 過ごしやすい気候と慕ってくれる人々。
    心穏やかな雰囲気が伝わりますね(*^_^*)

    作者からの返信

    素晴らしい風景、温暖な気候、満足できる仕事、白楽天も幸せです。

  • 詩文が黄金や宝玉に喩えられるとは、当時はすごく価値のある芸術品として尊ばれていたのですね(*^_^*)

    骨は埋もれても名声は埋もれない。
    確かに良い表現だと思います✨

    作者からの返信

    白楽天ほどの人に、そこまで褒められる人も、幸せと思います。

  • 第164話贈皇甫庶子への応援コメント

    白楽天は驕り高ぶることなく率直で飾らない人だというのが伝わってきます(^^)

    作者からの返信

    素直な詩作と思います。
    それだから、愛され続けていると思うのです。

  • 白楽天は病気なのですね💦
    晩年に穏やかな暮らしを手に入れた感じでしょうか。

    作者からの返信

    なかなか五十を過ぎると、少しずつ身体も衰えていたのだと思います。
    晩年は平和に暮らしています。

  • 第154話紫陽花への応援コメント

    「紫陽花」がアジサイだったかはわからないにしても、紫陽花と命名したのが白楽天だったとは驚きです(*^_^*)
    より一層情趣ある名前に感じますね。

    作者からの返信

    色は紫にして、香りが高い。
    一度、見てみたい気がします。

  • 第153話春題湖上への応援コメント

    中国の風景画が浮かんでくるような素朴で温かな詩ですね✨

    作者からの返信

    この詩を書き込んだ風景画が欲しくなりました。

  • 第149話答微之誇越州州宅への応援コメント

    本当に、お互いの環境に安堵し、喜び合い、充実した日々を過ごしている雰囲気が伝わってきますね(*^_^*)

    作者からの返信

    こういう友人との関係には、憧れます。

  • むずかしい……。

    作者からの返信

    本当の「武」とは何か。
    それを歌い上げる。
    漢語ならではの世界です。

  • 第29話新楽府ならびに序への応援コメント

    そんにゃー。ブリタニカから持ってこられても、ビビりますー。

    作者からの返信

    気鋭の官僚 白居易の真骨頂です。

  • うんすごい。

    作者からの返信

    優雅な遊びをしていたと思います。

  • 第27話続古詩十種その二への応援コメント

    白楽天は心に隙間があるひと。

    作者からの返信

    かなり普通の感性を持った詩人です。
    それだから人気があるのだと思います。

  • 第26話新製布裘への応援コメント

    勝手な言い草になるかもしれないけれど……白楽天は優れて、恵まれた立場になって初めて民草の苦労を思ったのではないかな。寒さに眠れない夜を過ごしていたら、こんな文章になるはずないし。

  • 第25話月夜登閣避暑への応援コメント

    難しい。言われてみればそうだと思えても、実際にそこにいるわけではないので、どうなんだろうなあ。

    作者からの返信

    白楽天が若い頃の詩です。
    新進官僚としての気持が感じられます。

  • 第145話杭州春望への応援コメント

    温暖な気候、明るくおおらかな雰囲気、素晴らしい特産品といった特徴が鮮やかに描かれている感じがしますね(´∀`*)

    作者からの返信

    美しい景色に囲まれ、うれしかったのだと思います ^^

  • 第141話曲江感秋 其一への応援コメント

    えっ!?
    せっかく出世して戻ってきたのに辞職しちゃうんですね(´・ω・`)
    流浪の時期は長安を思い、戻れば馴染めずに職を辞する……
    人生は本当にままならないものですね。

    作者からの返信

    複雑な事情もあるとのこと。
    ただ、白楽天自身には、良い結果となったようです。

  • 第138話聞夜砧への応援コメント

    短い詩の中に多くの意味が込められている詩ですね。
    数文字で多くの情景を伝える洗練された美しさは漢詩ならではなのかなと思いました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

    作者からの返信

    文字数がピシッと決まるのも、いいものですね。
    日本語だと、和歌と俳句ぐらいでしょうか。
    言語の違いを感じる時があります。

  • 季節もシチュエーションもいいですね。ここの所、辛い詩が多かったからなおさらそう感じます。
    日本の歌人達が取り入れたくなるのもわかります。

    作者からの返信

    久しぶりの長安での宮廷生活。
    その中での、息抜きでしょうか。

  • 望まぬ土地での生活とはいえ、花木には愛着があったのですね。
    花の咲く季節にはきっと毎年思い出したことでしょうね✨

    作者からの返信

    やはり、やさしい性格なのだと思います。
    様々な想いで、木々や花と別れたのでしょう。

  • 第131話歩東坡への応援コメント

    僻地での生活でも、家族がいて、こうしてお気に入りの場所があって、成長を楽しむ木々があるというのは、白楽天の心の拠り所となっていたことでしょうね。
    詩を詠むことと共に、こうした拠り所があったから苦境を乗り越えて行けたのかなと思いました。

    作者からの返信

    いろいろ思うことはあっても、自分が植えた木々には愛着があるのでしょうね。
    よくわかる気がします。

  • 第129話負冬日への応援コメント

    冬の日の日向ぼっこの気持ちよさを詩的に表現するとまさにこんな感じなのでしょうね(*^_^*)
    ほわほわと暖かさに包まれている感じが伝わってきます。

    作者からの返信

    至福の時間なのだと思います。
    一緒に日向ぼっこしたくなります。

  • 第23話長恨歌(完)への応援コメント

    この訳がなければ、もしかしたら私は長恨歌をよむことはなかったかもしれません。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    こちらこそ、ありがとうございます。
    白楽天を持ち帰ってくれた遣唐使に、今さらながら感謝したくなります。


  • 編集済

    第18話長恨歌(9)への応援コメント

    最後の句から、何となく、紫の上の死後の源氏のことを連想しました。
    記憶違いでなければ、源氏は紫の上が夢に現れてはくれないことを嘆いていたように思います。
    紫式部はその部分を長恨歌に重ねたのか、それとも偶然か…。

    追記 一話先にそのシーンのことが書かれていました。やっぱり、長恨歌に重ねたものだったのですね。

    作者からの返信

    紫式部の周辺にいた高級官僚は、白楽天や長恨歌を理解していた人が多かったと思われます。
    確かに書き手としては、使いたくなるような文が多いのが白楽天です。

  • 第11話長恨歌(2)への応援コメント

    仕事に行かなくなっちゃったのか、と心の中で思わずツッコんでしまいました。
    玄宗皇帝の若い頃の政治への熱意はどこへ行っちゃったんでしょう。

    作者からの返信

    まさに傾国の美女と言われる所以です。

  • 第10話長恨歌(1)への応援コメント

    読者に語りかけるような口調が素晴らしいですね。

    玄宗皇帝は漢の皇帝ということになっているのですね。あからさまに名指しすることは出来なかったのでしょうか。

    作者からの返信

    白楽天(白居易)は、あえて名指しはしなかったようです。
    事実に基づきながらも、詩の要素を強めたかったのかもしれません。

  • 素晴らしい偶然✨
    広大な大陸で、同じ時に同じ場所で旧友と再会を果たした喜びは運命さえ感じますね。

    そう言えば、以前友人とヨーロッパ旅行に行った時に、とある美術館で友人が知人とばったり出会っていました。
    世の中にはそういう偶然があるんですよね(*´∀`)

    作者からの返信

    抑制した書き方をしていますが、それだけに心にしみてくるものがあります。

    わが日本の名だたる歌人が、歌のテーマとしたのも、よくわかります。

  • 第23話長恨歌(完)への応援コメント

    なるほどなあ。

    作者からの返信

    単なる言葉の引用ではなく、テーマを物語に組み込んだ紫式部。
    やはり、深い思い入れがあったのだと思います。

  • 第22話長恨歌(13)への応援コメント

    裂かれたままでは物の役に立たないけれど、それが想い出なのだなあ。二人そろったならば、その時こそ完全になるのに……?

    作者からの返信

    形見の品といいましょうか。
    それが仙界で楊貴妃を見ることが出来た証拠になります。
    それが救いなのか、哀惜が募るのか。

  • 第117話聞龜児詠詩への応援コメント

    子どもは意外と大人のこと見てるんですよね(^_^;

    作者からの返信

    膝を揺らすのは、貧乏ゆすりかなと思ったのですが(笑)、さすがに訳には書けず ^^;;

  • 夢の中で旧友に会えたことは楽しかったと思いますが、夢から覚めた時の寂しさはひとしおでしょうね(><)
    今のように交通機関が発達しても中国は広すぎると思うのに……

    作者からの返信

    大丈夫です。
    もう少しお待ちください ^^

  • 第114話弄龜羅への応援コメント

    白楽天の人生はまさに波乱万丈。
    人間の様々な心のひだや人生の無常を知っているからこそ、多くの人の心を打つ一大詩人になったのかもしれませんね。
    白楽天に限らず、絵画でも小説でも、自分の魂や人生を削っているような創作者は多いように思います。

    作者からの返信

    素直に心を表現できる人だと思います。
    訳をしていて、生きている時の情景が浮かんで来る時があります。

  • 第19話長恨歌(10)への応援コメント

    極楽で歌っているかもしれない。その道士、天のどこまで調べたのでしょう?

    作者からの返信

    有名な場面がもうすぐ出てきます。

  • 第111話薔薇正開 春酒初熟への応援コメント

    昔の宴会は夜通しとか当たり前な感じですよね(^-^;
    酒の肴はなんでもありな感じもします(笑)

    作者からの返信

    たまには、そういう宴会もいいですね ^^


  • 編集済

    白楽天の直情型の気質がみてとれる気がしますね(^-^;
    そういう所で反感を買って左遷されたのでしょうかね💦

    作者からの返信

    唐帝国の中枢、巨大かつ権謀術数うずまく官僚の世界では、ピュア過ぎたかもしれません。
    政治家と言うよりは、天性の詩人だと思います。

  • 第18話長恨歌(9)への応援コメント

    やはり、「源氏物語」を選択授業でとったのに、知らないことばかり。なんだあの授業は、手抜きか! と思ってしまうこの頃です。

    作者からの返信

    長恨歌の解説なしに源氏はわからないと思います。
    その長恨歌、白楽天の詩集を持ち帰ってきた遣唐使にも、感謝です。

  • 第105話東南行(14)への応援コメント

    詩にも登場していた友人達が亡くなっていたとは……。
    互いに左遷され、失意と貧しさのうちでの永遠の別れは精神的にこたえるでしょうね……。

    作者からの返信

    失意のどん底の時期の白楽天です。
    救いはあるのでしょうか。

  • 第104話東南行(13)への応援コメント

    山田耕筰の待ちぼうけの話は中国の故事だったんですね(驚)

    それにしても、前回の美しい自然の描写から、この落差……。
    落ちぶれた感じが半端なく伝わってきますね(-ω-;)

    作者からの返信

    様々、影響を与えている白楽天です。
    社会政治批判、長恨歌のようなロマンのある詩、酒や風景を詠んだ詩、悲惨な自らを自嘲するような詩。

    透き通った感性を持つので、いろいろと書けるのだと思います。

  • 第103話東南行(12)への応援コメント

    年月の経過の表現が素晴らしく美しいですね✨

    作者からの返信

    白楽天のこういう表現も好きです。

  • 第100話東南行(9)への応援コメント

    若い頃は酒を豪快に飲んで友人たちとどんちゃん騒ぎ、出世街道を走って驕り高ぶっていたのでしょうか。
    しかし時が経ち、失脚し辺境の地へと左遷された。
    まさに栄枯盛衰、波瀾万丈の人生だったのですね。
    その変遷を綴る白楽天の思いはどのようなものだったのでしょう……。

    第100話おめでとうございます✨
    毎日更新を続けられていて素晴らしいと思います✨
    舞夢さんご自身も楽しみながら白楽天の世界を覗いていらっしゃるといいなぁと思います(^^)

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    日々、漢字と格闘です(笑)
    始める前は不安でしたが、やり始めると、なかなか面白くなってきました。

    最近は、荘子にも興味を持ち、一冊読み終えました。
    また、いずれ ^^

  • 第95話東南行(4)への応援コメント

    今回の詩は原文を見てもさっぱりイメージが湧きませんでした(苦笑)
    難解な言葉が多いですね💦
    かつての自分の栄光を振り返っているのでしょうか……

    作者からの返信

    PC入力するのに漢和辞典必携です(笑)
    白楽天の独白のような感じですね。
    日本の古代の人々も、読んで理解するのも大変だったと思います。

  • 第91話感情への応援コメント

    なるほど。
    確かに靴は二つで一足、必ず対になっているものですよね。
    恋人同士の愛を語るアイテムになってもおかしくないかも。
    私も目から鱗です(笑)

    作者からの返信

    はい、これは面白いです。
    私も「へぇ・・」と思いました。(笑)

  • 第90話閉關への応援コメント

    世間の喧騒やしがらみから離れた安らぎと、忘れられたという焦燥感と。
    心のせめぎあいが表れているように感じますね。

    作者からの返信

    素直に様々な想いを詠んでいるので、本当にわかりやすいと思います。
    それだから白楽天が愛されると思います。

  • 第87話香鑪峯下(2)への応援コメント

    都への未練を綴った詩もありましまたが、時を経てようやく心の安寧を見出したのでしょうか。

    作者からの返信

    白楽天の想いも、行きつ戻りつです。
    読者としては、左遷の時期の詩も、味わい深いものがあるのですが。

  • 第85話聞早鶯への応援コメント

    季節は巡り、鳥は歌い、花は咲く。
    その営みはどこにあっても変わることがないのに、人だけはその事象に自分の心情を重ねて感じますね。
    白楽天の思いがストレートに伝わってきます。

    作者からの返信

    白楽天の詩は素直に読む人の心を打ちます。
    同じように左遷の身となった菅原道真公も愛読されていたと言われています。

  • 第84話睡起安坐への応援コメント

    仏教と道教、入口は違っても突き詰めていったところの真理はシンプルで同じようなものなのかもしれませんね。

    作者からの返信

    アクセクしない、その心はイエスも「空を飛ぶ鳥」の例えで話しています。
    私も好きな教えの一つです。

  • 第82話琵琶引(完)への応援コメント

    人の心を打つ演奏、ぜひ聞いてみたいものですね。
    素晴らしい妓女の心を震わせた白楽天の詩も吟ずるところをぜひ聞いてみたいです(*^_^*)

    作者からの返信

    都落ちの妓女、白楽天、月夜、舟の上、様々絡み合って、さぞ、すごい演奏になったのだろうと想像します。
    読み返してみると、味わいが深い琵琶引です。

  • 第76話琵琶引(1)への応援コメント

    漢文だけではほとんど意味がわからないながらも、字から伝わる美しさや風情が滲み出ている気がします。

    作者からの返信

    漢字も旧字が多いのですが、読み慣れてくると、少しずつわかるようになります。
    日本語の場合は「てにはお」などの助詞があるので、柔らかな表現になりますが、やはり漢文だけで読むと、独特の味わいを感じます。

  • 第17話長恨歌(8)への応援コメント

    気のせいでしょうか? わたくしが高校で使っていた教科書は、そこまでこまごまと書かれてはいませんでした。どういうこと!?
    勉強した意味がない!!!

    作者からの返信

    楊貴妃在世の時と、失った今、様々な対比を行なって、悲哀を浮き上がらせています。
    教科書ですと、紙面数の関係もあるのだと思います。
    紫式部にしろ、千年前の我が日本の宮廷社会では、白氏文集は愛読されていたとのことです。

  • 第16話長恨歌(7)への応援コメント

    悩みながら拝読しました。要するに、楊貴妃があわれなのか、彼女を失ったことが悲しいのか一瞬まどいましたが。立ち去ることができない、というところに親しんだ人を思う気持ちがこめられているのでしょう。

    そう思うしかないです。

    作者からの返信

    土の下から楊貴妃の悲痛、悲哀の声が聞こえたのでしょうか、深い悔恨と脱力感、呆然自失を天子以下、感じているのだと思います。

  • 第75話琵琶引并序への応援コメント

    なるほど。
    須磨で琵琶が出てくるのは白楽天のこの作品があったからこそなのですね。

    作者からの返信

    紫式部は最初から、琵琶引を物語に組み込む構想を持っていたのではと思います。じっくりと訳します。

  • 第69話微之到通州日への応援コメント

    確かに、思いがけないところに自分(親友)の詩が残されていたら、驚くとともに感激もひとしおですよね。

    それだけ影響力のある白楽天だから、政治犯として左遷されてしまったのでしょうか💦

    作者からの返信

    白楽天の性格は清廉さ、理想を追い求める部分があり、権謀術数の渦巻く巨大政治機構の中では、煙たがれたのだと思います。
    遥か後世の人としては、殺されなかっただけでも、良かったと思います。

  • 第65話舟行への応援コメント

    たとえ左遷されても自分も家族も命は無事で、離れることもなく一緒にいられる。
    そのことには心からありがたみを感じたのかもしれないですね。

    鯉の煮付け(だったかな)、幼い頃に父が中華街のお土産に持ち帰ったことがあったのを思い出しました(^^)
    今はあまり見かけないのですね。

    作者からの返信

    白楽天は左遷された後のほうが、詩に深みが増えるような印象があります(おこがましいけれど)。
    政治の中枢にいて、神経をすり減らすよりは、詩作には良かったのかもしれません。

    中華街も近いので、よく出かけます。
    最近は珍しい料理が減ったような感じです。
    バイキングが増えすぎたのかな。

  • 第15話長恨歌(6)への応援コメント

    天子だってその嘆きようはお気の毒ではございますが……。

    天子が命じてやらせたことではないのですか!?

    誰がそんなにひどいことをしたのか!?

    そんな、哀れな……楊貴妃。

    作者からの返信

    残念ながら楊貴妃の処刑は天子でも止められなかったことが現実。
    桐壷更衣も、後宮社会で憎まれすぎて、衰弱死。
    やはり「分を超えた御寵愛」は、どんな社会でも疎まれる。
    それをやってしまうのが、人間の悲しさ。
    思い続ける愛があるから、せめてもの救いなのか。
    かなり深いテーマだと思います。

  • 関係ないのでしょうけれど、西行法師の
    〜嘆けとて……〜の句を思い出しました。

    恋しい人を想って月を見上げる。
    いつの世もどこの国でも同じですね。

    作者からの返信

    おそらく白紙文集は貴族社会共通の愛読書。
    影響は無きにしも非ずと思います。
    西行が、どんな思いで白紙文集を手にしたのか、興味があります。

  • 第3話長安正月十五日への応援コメント

    なるほど!
    舞夢さまの解説で胸にすとん!と落ちました。

    試験にのまれる前に都会にのまれてしまう。わかります。経験あります(笑)

    作者からの返信

    白楽天も、こういう日々があったからこそ、この詩を詠むことができた。
    それを思うと、また面白みがあります。

  • 第63話白楽天の左遷への応援コメント

    忠義も行き過ぎると疎ましがられてしまいますよね(><)
    真面目な人柄がこれまでで窺い知れるだけに、さぞ歯がゆく残念だったろうと思います💦

    作者からの返信

    白楽天の個性は、巨大な官僚組織では、難しかったのだと思います。
    ただ、そういう体験を経て、詩も深さを増していると感じます。

  • 第59話燕子楼三首並序への応援コメント

    現代でも金持ちのパトロンにマンショとか買ってもらうホステスはいそうですけれど、パトロンの死後まで恩義を尽くすような人はほとんどいないんじゃないかと思います(^-^;

    作者からの返信

    よほど、相思相愛だったのでしょうね。
    それにしても、珍しい話なので、白楽天も詩にしたのだと思います。

  • 第58話念金鑾子二首 其一への応援コメント

    そんな悲しい経験をしていたとは(><)💦
    国を憂い民を思う素晴らしい官僚であり詩人であるのに、家庭人としては決して恵まれなかったのはなんだかとても同情してしまいます(><)

    作者からの返信

    愛娘の突然の死は、本当に辛かったのだと思います。
    残された親の悲哀、天国で再会できたのでしょうか。

  • 第57話八月十五日夜、禁中への応援コメント

    こうして教えていただくと、源氏物語には白楽天の詩が本当に沢山引用されているのですね✨
    風流と教養の象徴かのような印象を受けます。

    作者からの返信

    約1200年前の白楽天を約1000年前の紫式部が読み、それを源氏物語に引用し、また今の我々が読む、なかなか感じるものがあります。

  • 第56話初与元九別後(2)への応援コメント

    今と違って電話もメールもない時代。友人との別れは本当に今生の別れに近いものがあったのかもしれませんね(><)
    とても大切に思っていた人への思いを互いに詩として綴るというのが素敵ですね✨

    作者からの返信

    日本も古代は、和歌を使っていますね。
    人が人を想う心は、美しいと思います。

  • 白居易の時代には、終南山が目の前にあったのだと知り、良かったなと思うと同時に何だか切ない気分になってしまいます。
    数百年後、詩人・陸游は終南山に憧れながら、その地を踏むことができませんでしたので……。

    作者からの返信

    なかなか、時代の変遷とともに、様々な運命が人を待ち受けます。

  • 第54話秦中吟其五 不致仕への応援コメント

    平均寿命が短い昔の方が定年が遅いんですね!
    確かに老害は未だに問題になります。
    千年以上も前にも同じ問題があったというのが面白いですね。

    作者からの返信

    いわゆる「潔さ」を考えず、ただ自らの保身のみを求める人々、ルールも形骸化です。
    いつの世も、あまり変わりません。

  • 第53話秦中吟其三 傷宅への応援コメント

    ふと思ったのですが、こういった社会的メッセージの強い詩を読んでいた白楽天はどのくらい知名度があったのでしょうね。
    官僚の戯れ言のように捉えられてしまっていたとしたら、こんなに国を憂いているのに悲しいですよね(´・ω・`)

    作者からの返信

    白楽天自身は身分の低い階層です。
    科挙をに合格して官僚になりましたが、宰相にまでは至りませんでした。
    尚、白楽天の従兄は宰相になっています。
    当時は政治批判の書よりは「長恨歌」が有名だったようです。
    一度、ヘマをして左遷されたらしくて、それからは政治の中心にはあまり顔を出していません。
    そのため、政争にも巻き込まれず、悠々と暮らしたようです。

  • 第52話秦中吟其一 議婚への応援コメント

    貴族社会にとっては娘の結婚は政略の一つであって、娘自体も割り切っているところがありそうですね💦

    作者からの返信

    なかなか男女の仲は難しいですね。
    雨夜の品定めを読むと教訓だらけです(笑)

  • 国のこと、天子のことを思う忠義の人ですね。

    作者からの返信

    巨大組織の中で生き残るためには、余程の力がない限り、互いに保身に励みます。その影で犠牲になる庶民と、人形のようにまつりあげられた天子の対比を絶妙に表現しています。

  • トップが自分に意見する者を意図的に排したのか、
    部下が機嫌を損なわないよう悪い情報をトップに伝えなかったのか。
    何れにせよ、残念なことにこういう国や組織や会社は今現在もまだあります。

    作者からの返信

    いろいろな政治スタイルがありますが、君主制の欠点の最たるものですね。なかなか改善はできない、千年たっても改善はありません。

  • 自由恋愛ができる現代は本当に恵まれているのかもしれませんが(それゆえに婚姻率が下がるという指摘もありますが……)

    一時の感情に流され、生きている時代の倫理観や慣習に背くと結局社会の枠組みから弾かれてしまう。この教訓は現代にも通じるところがあるように思いますね。

    作者からの返信

    冷静に考えれば、結婚は出来るだけ周囲に祝福された形のほうが無難ですね。
    それがない状態では、よほど男女がしっかりしていないと、難しい話になる。
    恋愛はあくまで恋愛で、結婚には実生活が伴うのですから。

  • 三千人の宮女がひしめき、幾多の宦官が仕える後宮。
    想像するだけで恐ろしいところですよね(゚д゚lll)

    作者からの返信

    今で言うモラルハラスメントかパワーハラスメントでしょうか。
    人間は時として、怖ろしいシステムを作り上げます。

  • 第14話長恨歌(5)への応援コメント

    楊貴妃の死。皇帝が政務を怠るので、原因となった貴妃が……ああ。

    なんということよ。

    作者からの返信

    事実は時に残酷。
    歴史に語り継がれる死刑となりました。

  • 死に際に顔を見ての挨拶を拒むというのは、やはり自分への寵愛が失われることで親類縁者が政治的、経済的に見放されることを懸念してのことだったのでしょうか。

    亡くしてもなお面影を求める天子とは対照的に、李夫人にとっては天子からの寵愛は愛情以外の意味が大きかったのでは?と勘ぐってしまいます。
    そう考えると、魂を召喚されても留まらないのも納得できる気がします。

    作者からの返信

    人身御供のような哀しみの中で、天子からの御寵愛だけが、支えです。
    その容貌が衰え、御寵愛がなくなり(他の女に移り)、その影響が親兄弟、親族にまで及ぶとなると、やつれた顔などは、見せられないのでしょうね。

    反魂香は興味があります。