主人公の書き方がむずかしい

最近、カクヨムの更新頻度が落ちている。

執筆作業の方をサボっているわけではない。


公募用作品の改稿作業に手間取っているせいである。

カクヨムでコンテストが色々あるのに、作品を出せず、もどかしい。



今までは、手間を掛けて改稿するくらいなら新作を書く、というスタンスだった。

でも、たまには改稿をじっくりやってみよう、という気になったのである。




さて、じっくり改稿していると、次から次に足りない部分が見つかる。


例えば、主人公の設定がうまくいかない。

主人公のキャラが立たない。

この失敗は、毎回のように繰り返している。



原因はだいたい分かっている。

創作術や講評などで、主人公の目的をはっきりさせろ、と言われる。

分かっているのだけど、なかなかできない。

言うは易く行うは難し。



あるいは、水戸黄門みたいな善悪のはっきりしたものが、個人的に苦手なせいもあると思う。

善悪をはっきりさせたほうが、主人公のキャラが立ちやすい。


これも分かりきっている話だが、なかなか実践できない。



結局のところ、主人公の設定がダメなのは、自分の人生への態度がおかしいからではないか、などと思ったりもする。



でも、主人公の設定が甘い傾向は、素人投稿者に見られる一般的な傾向のようだ。

おそらく、主人公をきっちり書くには、ドラマの構造を理解しないといけないのだろう、という気がしている。



というわけで、執筆作業がなかなか進まない状態だ。

第3回のカクヨムコンテストには、なんとか新作を出そうと思ってはいる。

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