インプットって、やっぱり重要だと思う

インプットというのは、読書のことである。

ラノベを書き始めた当初は、重要だとは思っていなかった。


でも、3年ぐらいラノベ公募に挑戦を続けた結果、最近はインプットの重要性を次第に理解し始めてきた。


自分の過去の落選作品を見渡すと、全体としてケレン味がない。

商業作品として弱い。

その理由の一つは、インプットが足りないせいではないか、と気づいたのである。




40代でインプットが少ない、というのは、ちょっと困った話だ。

管理人は、オタク活動から10年以上遠ざかっていたことがあった。

そのせいで、2000年頃から2010年代前半のオタク文化の知識がすっぽりと欠落していた。

西尾維新も禁書も知らなかった。

ラノベ黄金期を知らなかった。

今は、その埋め合わせをしている最中である。




インプットの多い人間は、学生時代にかなり見てきた。

まさに物心ついた頃からオタク文化にどっぷり浸かっているような人たちだった。


その人たちと比べたら、歴然とインプットが足りない、というのは肌で分かる。


そういうインプットの土壌がある人たちがラノベ作家を目指したら、あっさりとデビューしていくのかも、と思ったりする。




かの村上春樹も、作家生活の中で役立ったものといえばたくさん小説を読んだ経験だ、などと、どこかで書いていた。


まあ、インプットは、楽しみながらこなせるので、全く苦にはならないが。

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