傷ついた心をコーティング

別のサイトで読ませて頂きましたが、改稿版とのことで、再読です。
良いですよね、おそらく今は情緒が非常に不安定であろう千沙、そのためか幼い日に還っている、そしてそれにつきあってやる将行。
幼い日の二人の情景もしっかり描かれていて、それが現在の二人にしっくり重なって、傷ついた千沙の心が「俺様の飴」によってコーティングされて行く内面がスムースに流れ込んで来ます。
読んでいて、心が洗われるようで、思わず「遠い目」になってしまいました(^^)

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