ゼロからわかるファンタジーモンスター解説論

りょうと かえ

第1話 スライム

スライム

流体の身体を持つ異形のモンスター。

暗がりを好み、ダンジョンや洞窟、森をねぐらにする。

アメーバ等といった単細胞生物が巨大化したものである。

異名としてウーズ、ジェリー等


・体格

様々である。食器サイズから家サイズまで。

ただしポピュラーなのは人間サイズである。巨大な個体は種族の中では稀である。


・脅威度 中

様々である。流体の身体であり、取り込んだ相手をそのまま溶かしたり、毒や酸を身体に含む場合は非常に脅威になりうる。

また物理攻撃に耐性がある場合も多く(流体なので受け流してしまう)、一般的に魔法やそれに準じる手段が有効とされる。


・生息数 中~多

多くのスライムは雌雄の区別はないことが多いため、アメーバに近く、分裂といった方法で繁殖する。様々な亜種がいる場合、個体数も多くなりやすい


・文明度 低

知性は非常に低く、武装していたり独自文化を持つことはない。

本能で動くことがほとんどであり、奇襲の本能は優れている。


・特殊な個体

多くの亜種が観測され、レッドスライムやグリーンスライムなど見た目にちなんだ名前を与えられることが多い。また強酸のようにさらなる特質がある場合、アシッドスライムというように、特質に由来する名前を持つこともある。

「核」というものを持つスライムもおり、その場合はこれが弱点となるケースが多い。


スライムは非常に有名なモンスターと言えます。

伝統あるRPGにおいても常連として確固たる地位にありますが、それゆえに非常に多彩な姿と性質をもちあわせています。

あなたにとって印象深いスライムは何でしょうか? 

ファンタジーが好きな人であれば、きっと特別なスライムがいることでしょう

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