人心を鬱屈にさせた元凶が、最も輝いている逆転現象。その描写と機微。

雨の日にバスが混むと、本当に鬱陶しいんですよね……ただでさえ窮屈なのに、湿気や傘のせいで余計に息苦しくなりますし。

窮屈の原因を作ったのは雨なのに、バスの外に広がる雨天の何と自由なことか。

雨粒が輝いて見えるのは、街灯だけのせいではないはず。

勝手な解釈ではありますが、素晴らしい詩だと感じました。