愛すべき希少獣たち

このへん、な○うさんでキャラ投票した時の小話だと思う。

読み直してみたけどそうとう面白くないので載せるの悩んだ。まあいいや。

第二部あたりの話なので、第一部読み終わってないとナンノコッチャかもです。

いつも通り、いい加減な感じであいすみません。




**************



 ある日、シウがコルディス湖畔にて作業をしていた時のこと。

 ふと集中力が途切れたので自動の感覚転移を切って、直にフェレス達を観察することにした。


 木々がまだまばらに生える森の入口で、3頭が何やら集まっている。






 3頭は丸い石を見付けて、これはとても良いものではないかと話し合っているようだ。


 希少獣が光るモノや綺麗なものがかなり好きだというのはシウも最近知ったことなのだが、フェレスはそこに子供っぽい趣味が混じる。だからか、彼の子分であるクロとブランカも、集めるものは少々子供っぽい。

 たとえばヘビやセミの抜け殻だったり、ツヤツヤした木の枝。

 ギザギザの葉っぱが綺麗なもの、美味しかった木の実の種。

 小さい子なら好きだろうなというものが、彼等も大好きだった。


 だから磨かれたように光っている丸い石も、興味津々なのだろう。

 シウが魔石を見つけると拾うので、それと関係あるのかもと考えているフシもあった。


 どちらにしても、3頭が角突き合わせて「にゃーにゃー」「きゅぃきゅぃ」「ぎゃぅぎゃぅ」と語り合っているのは面白い。



 フェレスは、これをシウに持っていったらとっても喜ぶと思う、と言って、すでに褒められている想像でもしているのか尻尾をぶんぶん揺らしていた。


 クロは3頭の中では特に光モノが好きなので、シウに渡した後でもいいからお腹で撫でたいなあというような、可愛らしくも謙虚なことを申し出ている。


 ブランカは一番無邪気でかつ欲望にも忠実だから、これブーたんのたからものにする! と自分のモノ発言だ。


 ちなみに彼等は自分のことをそれぞれ、ふぇれ、クロ、ブーたんと呼んでおり、シウは毎回聞く度に可愛くて目尻が下がっている。


 ブランカはたまに「こぶんはー」や「ぶらんかはねー」あるいは「はむしっぽ!」と言っているので、誰かに呼ばれる名前が全部、自分のことだと思っているようだ。間違ってはいないが正しいわけでもないので、いつどうやって説明すれば良いのか悩ましい。




 さて、3頭はまだ会話を続けていた。


「にゃ。にゃにゃにゃにゃ」

(だめ。シウによろこんでもらうの)


「きゅぃきゅぃ、きゅい?」

(あとであたためるのもダメ?)


「ぎゃぅっ、ぎゃぅぅぅ」

(ブーたんも、ほちいのー!)


「にゃにゃにゃにゃ」

(わがままはだめ)


「きゅぃぃぃ」

(ごめんなさい)


「ぎゃぅぅぎゃぅぅ」

(わがままじゃないもんー)


「にゃー。にゃにゃにゃ」

(……じゃあ、ほかのをさがす?)


「きゅ!」

(さがす!)


「ぎゃぅ!」

(さがす!)




 話が決まったらしく、とりあえず丸い石は木の根元に隠して、森に向かって歩き出した。


 シウも面白そうなので隠れて付いていくことにする。

 遮蔽を掛けているとはいえ、案外気付かれないものでちょっぴり彼等の危機意識が心配になる。

 もちろん、毎回≪感覚転移≫で視てはいたが、もう少し周囲に目を配って欲しいものだ。

 フェレスも悪意のある視線や害意には気付くのだが、こうしてシウに尾けられていてもサッパリ分かっていないというのは、まだまだだと思う。



 子供のお使いをこっそり見守っている親の気分で付いていくと、彼等はやがて、お気に入りの場所に到着した。


 以前からクロとブランカを遊ばせていた草地で、大木が倒れているのでちょっとしたアスレチック場となっている。

 フェレスには物足りない場所でも、子供達には格好の遊び場だ。

 草地の端と倒木の間に、シウがコルディス湖の底から持ってきた石などをばらまいていたので、先程の丸い石もどうやらここで見つけたようだった。

 シウとしては草地、倒木、小石道と作ることで、彼等に運動場兼遊び場を提供したに過ぎなかったのだが、宝物探しの場所になっているとは思わなかった。




「にゃー。にゃにゃにゃにゃ」

(ここ。いいのがありそうなきがする)

「ぎゃぅっ」

(さがすの!)

「きゅぃきゅぃ」

(いっぱいあるといいな)


 各自がワクワク感をいっぱいにパッと広がった。

 石をほじくり返して、せっせと探している。


 かろうじてフェレスだけは辺りの気配を探りつつ遊んでいるが、クロもブランカも夢中になっており、背後も何も疎かだった。

 しようがないなあと思いながら見ていたら、ほじくり返した石の中に気に入ったものが出てきたようだ。


「きゅぃ!」

「にゃにゃにゃー」

「ぎゃぅぎゃぅ」


 クロが真っ黒く光る石を見つけて、嬉しそうだ。フェレスはすごーいえらーいと褒め称え、ブランカはいいなーと羨ましそうだった。


「にゃ、にゃにゃにゃ」

「ぎゃぅ!」


 フェレスはブランカに、子分も探すのだ! と発破をかけ、自らもまたほじくり返しにかかった。



 こういう時の彼等の集中力はすごい。

 しばらく見ていたが一向に止まらないので、シウは欠伸でも出そうだったが、頭を突っ込んでまで石の中にはまり込んでいる皆が面白くて、ついつい最後まで見てしまった。


 その後どうするのかと思っていたら、シウを呼びに行こうという話になった。

 この宝物の山を見たら、きっと喜ぶはずだ。そして褒めてもらうのだと、2頭は尻尾をぶんぶん振っている。クロは羽を広げて右に左に踊っていた。




 彼等に呼ばれたので、少ししてから姿を現し、くいくい引っ張られて小石の山の前に立った。

「にゃ! にゃにゃっ、にゃにゃにゃ!」

「うん、すごいね。こんなに集めたんだ」

「にゃ!」

「ぎゃぅぎゃぅぎゃぅ!!」

「へえ、よく頑張ったね。それで、誰がどれだけ集めたの?」

「にゃにゃにゃ!!」

「ぎゃぅっ!!」

「きゅ」

 これだけ!! と各自が小山になったのを自慢げに指差す。

 フェレスは右前足でトントンと示し、ブランカはその場で何度もジャンプだ。

 そしてクロは恥ずかしそうにトトトと小さな山に近付いて首を右に左に振った。


 フェレスが集めたのは白くて丸いのが多かった。つるつるしたものが多く、彼が好きそうな石ばかりだ。

「にゃにゃー、にゃ!」

 すごいでしょー、えへ、と嬉しそうである。


 ブランカは当初の目的を見失ってか、四角いのも尖ったのも混ざっていた。咥えられる最大の大きさのものが多く、迷走しているのが分かる。

「ぎゃぅ~、ぎゃぅぎゃぅぎゃっ」」

 いいでしょう、ほしかったらあげるからね、と謎の上から目線だ。


 クロは、数は一番少ないが吟味したらしく、つやつやとした石ばかりだった。色付きが多く、中には磨けば玉になりそうなものもあった。

「きゅ。きゅぃきゅぃ?」

 ちょっぴり自信がなさそうだけど、シウにプレゼントしたいけどもらってくれるかなあ、とてれてれしている。



 シウは、先ずはフェレスから褒めてあげることにした。

 それは彼が一番の子分だからだ。彼等の序列の問題でもあるのでこうしている。

「これだけ集めるの大変だったでしょう。偉いねえ。これなんか、まん丸で格好良いね」

「にゃ! にゃにゃにゃ~ん!」

 そう、かっこういいのうれしいの、と尻尾がぼふんぼふんと地面を叩く。


 次にブランカだが、待っていられなくて早く早くとシウを引っ張る。

 しかし、だ。小石の山を見て考え込んだ。

 ブランカの分には褒めようがない。なので、彼女の頑張りを褒めてみた。

「こんなに大きいのを咥えられるようになったんだね。すごいねえ」

「ぎゃぅ!」

 がんばったの! とこちらも長い尻尾を掃くように揺らす。

「ぎゃぅぎゃぅ」

 このへんがたいへんだったよ、と四角くて大きい石を前足で叩く。

「頑張ったねえ」

「ぎゃぅん!」

 えへー、と耳をピコピコさせて、その場でぐねぐねし始めた。

 こうなると暫く続くのでさりげなく無視して、今度はクロを見た。


 最後に待たせてしまうことの多いクロなので、シウは念入りに小石の小山を見る。

「クロは色付きの石を探すのが上手だね。これなんて色合いが混ざっていて綺麗だよ」

「きゅ」

 えっへん、と胸を張るクロが可愛くて、シウは思わず笑ってしまった。

 彼は言葉としては発しなかったけれど、珍しく自慢げだ。

「こっちは磨けば玉になりそうだよ。磨いてあげようか?」

「きゅ!! きゅぃきゅぃ」

 ほんと、うれしいだいすき、と求愛ダンスを踊りそうな勢いだ。

「うん。このあたりも宝物にする?」

 子供達用の宝物入れを作っているので、クロはきゅっきゅっと可愛く鳴いて喜んだ。



 その後、宝物入れに何を入れるかで主に2頭が揉めた。

 クロは石を厳選しているのに、ブランカは自分のを全部入れると言い張って、フェレスがダメだと叱ったからだ。

 フェレスも厳選派だったので、なんでもかんでも宝物にしてしまうブランカが許せなかったらしい。

 そもそも、フェレスの美意識がブランカのセンスを許せなかったようだが。

「にゃ、にゃにゃ」

 だめ、ぜったいだめ、とフェレスが言うと、

「ぎゃぅんぎゃぅんっ」

 ブランカは駄々っ子のようにその場で転がって鳴き始めた。

 クロもブランカの小石の集め方は気に入らないらしいが、口には出さない。趣味が違うなあと思っているようだ。


 そのうち、ブランカが駄々をこねるのに飽きてきて、チラッとフェレスの厳選した小石の幾つかに目をやった。

 そして、パッと飛びついた。

「ぎゃうぅぅ!!」

 これいい、と前足でがっちり挟む。

「にゃ!? にゃにゃにゃにゃ!」

 だめ、それふぇれのだもん! と、慌てて飛びつく。おとなげないのだが、こういう宝物に関してはフェレスは一歩も引かない。

 厳選しただけあって、つるつるとして光を反射している綺麗なものばかりだ。

「にゃあっ、にゃにゃ、にゃー」

「ぎゃぅぎゃぅ。ぎゃっ」

「にゃっ」

「ぎゃぅぅぅ」

「にゃにゃにゃ!!」

 困ったなあと、半ば呆れ、それでもおバカ可愛いやり取りに苦笑する。


 さて、間に入って喧嘩を諌めようかと思っていたら。

 クロが自身の厳選した小石を咥えて、トトトと2頭に近付いた。

 その場でポトリと落として、

「きゅぃきゅぃ。きゅぃきゅぃきゅぃ」

 けんかダメ、これあげるから、となんとも優しいことを言う。

 すると現金なもので、ブランカはがっちり掴んでいた前足を外して、クロのくれた小石に飛びついた。黒と白のマーブル模様の小石だ。

「ぎゃぅ! ぎゃぅんぎゃぅん」

 いいの、わーいだいすきーと、素直に受け取ってしまう。こういうところが彼女らしい。

 フェレスは、ちょっぴり呆然としていた。

 それから、少し考えて、先程ブランカが取ろうとしていた小石を咥えてクロの前に持ってきた。

「にゃ……にゃにゃ。にゃにゃにゃにゃにゃ」

 これ、あげる。でもあとでかしてね、と微妙な申し出だ。でもフェレスにとっては最大限の譲歩である。

「きゅ。きゅきゅ」

 ううん、いいの、とこちらは大人の発言だ。

 するとフェレスは、ほんのすこしの間逡巡したものの、そう? と素直に受け取って、小石を咥えて元に戻してしまった。


 ここでシウがどうすべきか、何が正しいのかはよく分からない。

 だけど、とにかくもクロを褒めてから慰めようと思う。


 クロにおいでおいでと呼んで、頭から尾羽根までを優しく撫でてあげた。

「自分のをあげるなんて優しいね。喧嘩してほしくなかったの?」

「きゅ」

「でも、無理してあげなくていいんだよ。あのふたりは喧嘩するのも遊びのうちだからね」

「きゅぃ……」

「怒ってないよ。喧嘩を止めようとして頑張ったのは偉いよ。ただ、クロの宝物が減っちゃったからね。どうする、また探してみる?」

「きゅ。きゅぃきゅぃきゅぃきゅぃ」

 いいの。シウがみがいてくれるいしがまだあるの、と可愛らしい返事だ。

 シウは笑って、磨いた石はクロ専用にして持っているんだよと伝えた。

 こう言っておくと、欲しがってもあげなくて済むし、クロも自分用だと思える。

「きゅきゅきゅ?」

 シウはいらないの? と聞くので、きちんと伝える。

「あげたいと思ってくれる気持ちだけで十分だよ。これはクロのもの。クロが持っていてね?」

「きゅ!」

 手のひらに寄り添ってくるので、両手で包んで抱き締めた。もう片手では持てないほどの大きさになったクロだが、相変わらず甘える時は手の中に入ろうとしてくる。

 よしよし、と撫でて抱っこしていたら、こちらに気付いたブランカが突進してきた。


 ブランカにはお説教だ。

「人のものを欲しがっちゃダメでしょ?」

 急ブレーキで立ち止まり、ブランカはその場で足踏みをする。

「ぎゃぅん」

「それに沢山宝物を増やしたら、鞄の中いっぱいになっちゃうよ。沢山あったら、宝物にならないよ~?」

「ぎゃ?」

「そうだよ。どれかを選ぶから宝物なの。ブランカ、この四角い石とか尖ったのと、クロがくれたマーブル模様の石、どれが好き?」

 迷いなくマーブル石を選ぶので、シウはほらねと頷いた。

「それが宝物ってことだよ。だから、宝物入れに入れておくの。それから、クロにちゃんとお礼を言いなさい」

「ぎゃぅ?」

「お礼、言ってないよね? こんな素敵なものをクロはくれたんだよ? ブランカはその石をフェレスにプレゼントできる?」

「ぎゃ、ぎゃぅん……」

 ぶーたんのなの、としょんぼり顔になる。

「そのできないことを、クロはブランカにしたの」

「ぎゃ! ぎゃぅぎゃぅ。ぎゃぅ!!」

 すごい、くろ、すごい、ありがとう! と、まだ両手に挟まれたクロに驚いた顔でお礼を言った。言われるまでそれがどれだけすごいことか気付かなったらしい。

 彼女はべろんべろんとクロを舐め回し、感謝の意を表した。

 ただ、クロは若干、迷惑そうだったけれど。


 フェレスは、シウが何か言うまえにしょんぼりしていたので笑うだけに留めた。

 彼も冷静になると大人気なかったかなと感じたようだ。

「フェレスはちゃんとブランカを叱っていて、偉かったね。なんでもかんでも宝物にしてちゃダメだもんね」

「にゃ……」

「クロに自分のを渡そうとしたのも偉かったよ。そんなに落ち込まなくていいから」

「にゃぅ」

「ほら、おいで」

「にゃ……?」

 いいの? と上目遣いだ。

 シウは笑って、片方の手をおいでおいでと振って、呼び寄せた。

 すると何故かブランカが突撃してきて、その上にフェレスが乗っかる形で寄りかかってきた。

 結局倒されて、その場に仰向けになってしまった。フェレスは考えて体重がかからないよう踏ん張りつつの抱きつきだが、ブランカは何も考えずに乗りかかってきた。

 抱えるには無理がある程度に大きくなったブランカだから、シウは痛い重いと言いながらもなんとか彼女を抱きとめた。

 ついでに踏ん張っているフェレスも片手で引っ張って顔を撫でる。

 もう片方の手にはクロがいて、大丈夫? といった顔で見ていた。




 それぞれの性格が出ていて、それぞれに成長していて面白いものだ。


 我儘なブランカも、悪気はない。ただただ素直で思いつくままに行動するだけで。

 この子の調教にはかなりの神経を使うだろうことを考えると、今から気が重い。けれど性根は真っ直ぐなので、ちゃんと育つだろう。

 フェレスも良い兄貴分になっている。子供っぽいところも多いが、優しい子に育っているのだ。

 クロも聞き分けが良すぎて損をするところもあるが、そこはシウが愛情でカバーしたい。自分だけが割りを食っているだなんて考えないように、このまま良いところを伸ばしてあげたいものだ。


 子育てというのは難しいと聞いたが、本当だ。

 シウにとっては初めてのことばかりだった。


 前世では子供の見守り隊に入っていただけで、子育てとは全くの門外漢だった。

 結婚どころか、女性と付き合ったこともないので子供の存在というのは異世界のことだった。

 今こうして異世界に転生して、希少獣という存在ではあるが子供のように大事な命を育てている。

 不思議なものだと思う。


「にゃ?」

「ううん。なんでもない」

 ブランカがぐりぐり頭を押してくるので、シウは笑いながらフェレスに助けを求めた。

「お願い、ブランカを連れてって。ブランカ、重いよ?」

「ぎゃぅん」

 首を噛んでブランカを引っ張り上げてくれたフェレスは、そのまま彼女を引きずって離すと、説教を始めた。

「にゃにゃにゃ。にゃにゃにゃ。にゃにゃにゃにゃにゃ、にゃ?」

 割合と長い説教になって、笑ってしまう。彼なりに真面目に説明しているようだ。

 ただ、シウは小さいのだから子分のような重いのが乗ったら死んじゃうの、分かる? と予想の斜め上の説明だった。

 どんな顔をすればいいのか分からなくて、困惑しながら起き上がったら右手のクロが嘴で突いてきた。

「どうしたの?」

「きゅ、きゅぃきゅぃきゅぃきゅぃ」

 クロ、シウはちいさくないとおもう、とまたも思いやりの発言だ。

「……クロは優しいね」

「きゅ! きゅっきゅぃきゅぃきゅぃ!!」

 だって、クロよりずーっとおおきいから。

 そう言われて、シウは笑った。

「そうだねえ、クロよりは大きいね」

「きゅ!」

 大人になってきたと思ったが、こういうところがまだ幼くて可愛い。シウは撫でてやりながら、そろそろフェレスのお説教? を止めようと2頭に近付いた。


 しかしお説教は、すでに別の話に移っていた。

 本獣達も最初の話は忘れてしまったようだ。

 愛すべき、希少獣達である。






---------------------------------


シウ視点だけどいいかな。まあ、いっか。


はむしっぽは、冒険者の男達に「お前、尻尾をはむはむしやがって!このやろう、可愛いなあ!」「よし、はむはむしっぽと呼んでやる!!」とか言われて、ブランカは自分のことを「はむしっぽ」や「かわいい」だと思っているわけです。

ぶーたんは、リュカの呼び方。

こぶんは、フェレスの呼び方。

シウは、ブランカときちんと呼んでいます。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る