とある医者の愚痴


 私の知人のドクターの愚痴。

 知人のドクターには恋人がおり、ある日知人に仕事場の話を求めてきた。

 知人は守秘義務に反しないラインで自分が担当した症例や学会に上がっている症例などを説明した。


 すると恋人は徐々に不機嫌になり、最後は


「私は真面目に仕事の話聞いてるの! シモネタとか辞めてよ」


 と言って怒って帰ってしまったそうです。


 知人は私にこう言いました。


「俺、担当泌尿器科なんだけど、何話せばよかったのかな?」


 その問いに対する答えは私は持ち合わせていませんでした。

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