多くは語りません。語ってしまうと、“ヨム”楽しさを奪ってしまうことになりそうなので。さあ、一刻も早く、ご一読を!
美木間と書いて「みこま」と申します。 ※第1回角川武蔵野文学賞最終選考対象作品に選出されました。 「ヤマ野辺の待ち人」https://kakuyomu.jp…
新撰組、料理、恋ごころ…… 三つのテーマが巧みに溶け合っていて、文字数以上の読みごたえを感じる短篇でした。
食がもともと細い人に食べさせるということは、ものすごく難しいと思います。どんな理由で食べないのか、聞いても教えてくれないと余計に。タイトルは『いけず』で京都のお晩菜の話なのかなぁ、と思ったので…続きを読む
体からも心からも血を流し弱っていく、新月に向かう月のような沖田と、春から初夏の陽(意外と強い)のような少女の対比が鮮やか。唇や指先などわかりやすいところから出血をする少女の秘めやかなエロスがそこだけ…続きを読む
相手を想う気持ちが如実に感じられる巧みな文体、読み進めるうちにせつなさが込み上げて来ます。内容のネタバレを避けたいので明確には書きませんが、食事シーンの二言と最後の一言が心にグッと来ました。短…続きを読む
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