セバスの成長と育児休暇【下】 ~ツアレ、闇堕ち?~

アインズ・ウール・ゴウン魔導王国/城塞都市エ・ランテル/下町


 目的地まではまだ暫く掛かる中、しきりと興味を持った物を尋ねてくる息子に、丁寧に応え続けるセバス。まだまだ道程は遠そうだ。


「お父さんお父さん」


 現に、今もまた。


「リュート、何ですか?」

「にゃんこ! にゃんこいた!」


 そう言いながら指し示すのは、高層集合住宅アパートメントの仕切り塀よりも上の、屋根の辺りだ。そんな上に居ては、小さすぎて見つけ辛いのに、よく見つけたと感心している。


「そうですか、にゃんこ・・・ですか?」


 はて、リュートが言うにゃんこ? 確か、第六層で飼っている虎や獅子系の大型の魔物をにゃんこと言っていなかったか・・・


   ///   ///   ///


 ちなみに、ワンコと言ったら、ヘルハウンドとか、ゴブリン・ライダーが騎乗するウルフ

 おっきなワンコと言ったら、グレーター・ヘルハウンド。

 わんわんと言ったら、ムーンウルフ。

 がうがうと言ったら、フェン。

 わうわうと言ったら、ルプスレギナ。

 ~です、わん。と言ったら・・・ペストーニャの事である。

 こっこと言ったら・・・コカトリスだったりする。


   ///   ///   ///


 何気なくリュートが指し示す先を見ると、の大きさの猫科とおぼしき魔獣が、家屋の屋根から更に向こうへと、跳び渡って消えて行った。

 ちらりと見えただけだが、セバスの目にはそれが何だったのかは一目瞭然である。


キャスパリューグにゃんこですね。リュート、あちらに居るのもにゃんこ( ^^ )ですよ」


 そう言って、セバスは陽だまりに丸くなっている【極普通の】猫達を指し示した。


「にゃんこ、ちっちゃい? 赤ちゃん?」


 なにあれ、なにあれ!? と、セバスを見たり猫を見たりと、視線がせわしなく行ったり来たりしている。

 どうやら、初めて知ったようだ。セバスは、子供の行動範囲は広いようでいて、実はまだ非常に狭いのだと言うことを実感する。


「いいえ、あれでおとなです。赤ちゃん猫は、ほら」


 別の陽だまりで横になった母猫が子猫にお乳を与え、懸命に吸い付いている子猫が見える様に、母猫に警戒心を抱かせないだろう距離まで、ゆっくりと近づいた。

 母猫はちらりとこちらに一瞥をくれた後は、さして興味もない様子ではありつつ、こちらを伺っている。


「・・・わぁ~! ちっちゃい! お父さん、ちっちゃい!」


 セバスは興奮気味のリュートに、見てみて! あれ見て! とばかりにベシベシと顔を叩かれるものの、さほど気にした様子もなく、至って普通に対応する。


「ええ、小さい子猫達ですね」

「お父さん、お父さん。さっきのおっきなにゃんこ、このにゃんこのお爺ちゃん? それとも、お婆ちゃん?」


 一瞬、言葉に詰まり。ナザリックの外での、一般的な常識を教える時期に来ているのか逡巡するセバス。ナザリックの常識だけでは、これから困ったことになってしまいそうだと。


「・・・そうかもしれませんね」


 たとえ、それが間違いであったとしても、子供がそう信じているのだから、今は素直に受け止める事にした。子供は夢を見て育ち、その夢を叶える努力をする存在なのだから。



 普段からサイズが違い過ぎる魔物モンスターが居る事が当たり前なリュートには、微小な魔物は極当たり前に知ってはいるものの、無害に近い猫のような小動物は割と初めて。

 ハムスターハムスケからして、規格外が極当たり前の常識となっている。

 ちなみに、Gゴキ30cm~1mモンスターサイズがと思っている節がある。ノーマルサイズの小さなGは、そこから30cmオーバーに育つと考えていたりする。尽くが、一般人位なら軽くひねり殺せるだろう戦闘能力を秘めている。


 リュートは、タッとセバスの腕から花束を持ったまま飛び降りると、子猫達の元へ。


 急に駆け寄ってくる花束のお化けのような幼子に危機感を抱いたのか、フゥーッ! と低い唸り声を上げる母猫にビックリしたのか、直に足元に駆け戻って来た。

 セバスにはリュートが慌てている様子が微笑ましく、つい笑みがこぼれてしまう。


「お父さん、お父さん! 怒られちゃった!」

「そうですね。驚かさないようにしないと、怒られてしまいますよ」

「・・・うん! にゃんこ、ごめんなさい!」


 ペコリと頭を下げるリュートの傍で、セバスはそっと詫びの品として、自分の分の弁当から、味付けをしていない鳥肉を茹でほぐした具を少量、母猫に見える様に掌に載せ、差し出した。

 その様子を見てとった母猫は、クンクンと鼻を鳴らし、そっと警戒しつつも近づいてくる母猫と、興味深そうに母猫の後をけつまろびつ付いてくる子猫達。

 母猫がセバスの掌に載せられた、茹でた鳥肉をほぐしたモノに一心不乱に齧り付いている間、リュートはみゃーみゃー啼いている子猫をそっと撫で、抱き上げてみたりしている。


「お父さん、お父さん! 見て見て、ちっちゃいのに、ぐにゃぐにゃしてて、あっついの!」

「リュート、良かったですね。ですが・・・」


 差し出された物を食べ終わり、満足したのか、母猫の「みゃっ!」と短く鳴いた一声に、一斉にリュートの元を離れて行く子猫達。


「時間切れの様ですね」とハンカチで手を拭いているセバス。


 あ、いっちゃった~。と名残惜しそうなリュート。「ばいば~い」と猫の親子に手を振りながら、今度はセバスの手を掴んで一緒に歩きだす。


   ・・・   ・・・   ・・・


 今度は親子で手をつなぎ、並んで歩いている。というよりも、セバスの手にぶら下がって、ぶ~らぶら。セバスの足が大きく開くと、やっと足がつき、両足が揃うとちょっと足が付かないくらいに持ち上げられて、少し先で着地する。まるで振り子のような、不思議な歩行法になっている。


 すると、また興味を引くものに行きあったようだ。


「お父さんお父さん。アレ、な~に?」

「なんですか、リュート」

「アレ! あの・・・人が一杯出たり入ったりしてるとこ!」


 リュートが指し示す先は、無骨なむくつけき武装した男女が出たり入ったりしている冒険者ギルド。

 冒険から帰還したばかりなのか、使い古され数多の修復痕が残る鎧や、破損しかけた盾を持っている様子が、リュートからすると弱そうに見えたのだろう。

 ナザリックでは、古びた風に見せることは在っても、概ねそこいらの武器防具とは一線を画した性能を秘めている。そのため、装備品を見る目は、それなりに高レベルの代物を当たり前に見続けたがための物言いだろう。なにしろ、ナザリックでは質が一番低くて、ナザリックの地表警備兵たるオールドガーダーの標準装備総ミスリル製となってしまうのだから。

 それと比較してしまえば、名工が手がけた一級品ですら、ほぼ屑鉄スクラップ。そうそうに金属塊インゴットとして再利用リサイクル行きにされてしまう。主に、人食い鬼オーガ用のクワスキなどの農機具に再利用され、主にカルネ村にて平和利用がなされている。流石に損耗が激しいため、頻繁に交換される。かといって、高価な上位金属製であれば良いという事もなく、交換の頻度は変わらないそうな。結果として、安価な鉄製の農機具の方が原価効率がいいらしい。


 だが、それを知らぬ他人ひとからすると、そんな事とは分かろうはずもない。その声を聞いた幾人かは、身の程を知って苦笑いを浮かべる者と、侮辱されたと思いむっとした表情でこちらを振り返った者とに別れた。


「リュート、彼等は冒険者です。決して弱いわけではありませんよ」

「え~、お父さんの方が強いよね?」


 キラキラとした迷いなき眼で断言。息子から全幅の信頼を寄せられ、満更でもないセバスはそれでも言った。


「私に比べたら弱そうに見えたとしても、彼等は侮れないだけの強さも秘めているのですよ」

「・・・そうなの?」

「ええ。弱そうだからと、甘く見ていると足元を掬われてしまいます。リュート、一人で戦って勝てそうですか?」


 ちらりと、むっとした表情を浮かべて、こちらを睨んでいる冒険者達を一瞥。


「ん~? 勝てそう!」即答。

「そうですか。では、相手が一度に何人も次から次に来たら、どうやって戦いますか?」


 そう言われ、しばし考え込んでしまう。色々とシミュレーションを繰り返しているのだろう。


 シャルティア流戦闘コンバット教室スクールでは、低位のゾンビやスケルトン、グールなどを主な相手に訓練を積んでいるが、連戦(無限湧き)となると、格段に難易度が上がる事を、リュートは身をもって知っている。次から次へと湧き出てくるそれらを最初の内は効率よく潰せても、時折オールドガーダーが混じり始める百体を超えたあたりで、流れを崩されて押し流されるのは毎度のことだ。

 今は、一体多数の場合、範囲攻撃の重要さと、倒すべき優先順位、一度に多くを相手取る方法が課題。


「・・・わっかんない!」


 フム、どうやら面倒になったようですね。くしゃくしゃとした、苦り切った顔になっている。ならば、答えを教えてあげましょう。


「勝てるかどうか判断できない場合は、迷わずに逃げなさい」


 あまりにも意外な答えに、リュートは目を丸くして驚いている。


「・・・逃げてもいいの?」

「ええ、身の危険を感じたのならば、逃げなさい。そして、勝つための攻略方法を考えるのです。それが出来るのが、冒険者たちですよ。リュートも、まだまだ弱いのですから、彼らよりもより強くおなりなさい」


 リュートからの、ほゎあ~っとした尊敬の眼差しを注がれ、むず痒く思う。


 アインズ様が仰るには、生きて情報を持ち帰ることこそが、これからもっとも大事になるとお伺いしました。死に戻りでは、どの程度の情報が相手に渡ったのかすら不明となってしまう事と、ナザリックで作られたアイテムなどの装備品が敵に渡る事を防ぐため、というお話でしたからね。


「うん! ガンバル!」

「ですが、身の危険を感じたりした場合は、迷わずに我々ナザリックの大人を頼るのですよ。彼らは、自分達がかなわないことを知っているからこそ、数を頼みに標的を倒したり、相手の不利となる物や場を用意し、絶対に勝てる勝負を糧とするのです。なので、侮っていては何時かは足下を掬われて思わぬ痛手を負うこととなります」


 そんな会話を交していると、前方が陰った。目の前には、これ見よがしの向こう傷や、明らかに不自然な傷痕を露わに見せびひけらかす大男が数名と、その男達が腰に手を回し、その肩にもたれかかる女達がその倍の数ほどいた。


「おうおう、爺さん。今アンタ、このオレよりも強いって言ってるのかぁ?」


 どうやら、彼らはここ、エ・ランテルの冒険者ギルドでは、新参者だったようですね。明らかに横柄な態度で接して来る。ある程度、この街の事を知るのであれば、このエ・ランテルで揉め事を起こす意味を十分に理解出来ているはずですが。


「ええ、貴方がたよりは、確実に強いでしょう」

「なら・・・試してやん、よっ!」


 両手が塞がって身動きし辛い相手だろうと見下し、顔を目掛け唐突に殴りかかってきたが、セバスは軽く顔を振っただけで、それを容易に紙一重で避けられる。


 流石に武器は抜きませんでしたね。その判断は正しいのですが、反応が遅すぎますね。


「なっ!」

「おいおい、じーさん相手にみっ「これから、だっ!」ともな・・・」


 途切れたセリフの後、殴り掛って来た相手は背後に向かって二三転して板塀にドンッ! とぶつかって止まった。うめき声が聞こえることから、死ぬまでには至っていない。


「申し訳ない。今、私の手は塞がっているので、足を使わせて頂きました」


 両手に荷物を持った状態のまま片足立ちで、上げた足を相手の胸に当て、そのまま蹴り押したようだった。その不均衡アンバランスな姿勢は微動だにせず、そこには不動の彫像がたたずんでいるようにも見えた。

 セバスはそのまま、静かに足を下ろす。あたかも元々その姿であったかのように、何も変わらぬ平然とした姿勢に戻った。


「お父さん、お父さん。お話、終わった?」


 リュートは、父親が負けるとは微塵も思っていない、安心しきっている様子で声を掛ける。


「ええ、もう話す事もないでしょう。そうですね?」


 セバスはジロリ、と取り囲む者達をめつける。


「あ、ああ・・・アンタが俺達よりも強いのは、良く分かった。だ、だから、こ、これぐらいにしとくよ!」


 ジリジリと虚勢を張りながら後退あとじさる男の仲間達と、呆気に取られ取り残された女達に、セバスは何事もなかったかのように問い掛ける。


「まだ何か、ございますか?」

「え? あ・・・何も」

「では、そこを通らせて頂きます」


 その一言だけで、正面がザザッと空けられた道を、セバスは子供のペースに合わせて歩いて行く。


 セバス達を遠巻きに見ていた見物人達は口々に噂を立てる。


「いつも格好いいねぇ。セバスの旦那は」

「あ、あの爺さん、何者なんだ」

「ん? セバスさんを知らないのか」

「あ、ああ。最近、こっちに来たんだ」

「あの人は執事だよ。きっと、凄いお偉いさんに仕えてる人なんだろうねぇ」


 セバス達の姿が見えなくなっても、しばらくはセバスの噂に花が咲いていた。


   ・・・   ・・・   ・・・


エ・ランテル城塞外・霊園セメタリー


 【漆黒】の彫像が佇む墓地。

 漆黒の彫像といえば、漆黒の戦士が勇ましく剣を掲げ、美姫とその騎獣が傍に控えている像を思い浮かべる者が多いが、そこにある像は変わっている。


 それは、一般的な勇ましく武威を示す彫像ではなく、二本の大剣を背負い、台座に片膝を付き、手を差し伸べている。



 題名には、【全ての助けを求める者に、あまねく救いの手を差し伸べるべく伸ばされた手】



 傍らには、その様な説明文が刻まれている。そのことをアインズが知った際は、恥しさの余り悶絶し、吹っ切れてなお羞恥をこらえ、渋々その事を認めざるを得なかったという。壊すわけにも、隠すわけにも、理由が思い浮かばなかったため。


【その差し伸べた手から、こぼれ落ちたものは多い。だからか、その手には一振りの短剣が掴まれている。次への、道なき道を切り開くための、よすがとして】


 その彫像のかたわらには、黒い剣を突き立てたかのような4つの墓標が並ぶ。純然たる悪意に抗い、為す術もなくこぼれ落ちてしまった者達とされる墓標。


 その一つ一つに花束をそなえ、祈りを捧げるセバスと、チラチラとセバスの様子を伺いながらその真似をするリュート。


 その内の一つの墓標の前で、セバスはリュートに語りかける。


「リュート、ツアレは・・・お母さんツアレニーニャは、どんな人ですか?」


 ツアレは、今この場には居ない。セバスはここに来る前に、そこに眠る者達については、既に話をした。その際に事実を嘆き、悲しみはしても、甦らせてほしいと願ったりはしなかった。それを口にすることだけならば、容易な事だと分かっていたとしても。

 故人を忘れ去り、無かった事としたのではなく、事実を事実として受け入れ、その上で前を向いて、故人が残してくれたであろう幸せを噛み締め、今を嘆いている。


 事実、セバスとリュートを送り出す際は、笑顔で送り出し、今はただ一人、故人を思いしのぶ。過去を消して、現在いまを忘れたことにはしないために。

 現在よりも、過去を求めずにいられるさが、る。事実を受け入れる強さと、現在いまを失いたくない弱さが混在しつつ、今はただ悲しい事実を受け止める。その未来さきを見据えて、取り返しがたい、過去のこととして。


 そんな感傷にセバスが浸っていると、悩んでいる様子だった息子が口を開きだした。思い当たることが浮かんだようだ。


「んっと、お母さんはね。毎日、お父さんとちゅっちゅしてるの」


 しんみりとした雰囲気を、容赦なくぶち壊す一言。


「・・・そ、(。-_-。)///そこではなく


 柄にも無く真っ赤になって慌てふためきながらも、軌道修正を試みるセバス。


「え~? ん~、ん! やさしくてね、良い匂いがしてね、あったかいの!」


   ///   ///   ///


 ヒンヤリしてて、冷たくて、気持ちがいいの!

 =ユリ・アルファ

 ポカポカしてて、熱くて、ばいんばいんなの!

 =ルプスレギナテンションベータ高め

 スベスベしてて、さらさらで、ふわふわ!

 =エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ・・・特製、クモ糸の

 フニフニしてて、微風ソヨソヨで、ゆらゆら!

 =CZ2128・Δの・・・抱っこ

 ムニムニしてて、プルプルしててね、プニプニしてるの!

 =ソリュシャン・イプシロン

 えっとね、んっとね・・・わっかんない!

 =ナーベラル・ガンマ、遊び程に構い過ぎ?


   ///   ///   ///


「そうですか」

「それとね、内緒だけど。この間、お父さんよりも怖かったの」


 神妙な顔をして、大真面目に語っている。


「はて?・・・そんな事はない「この間もね、お父さんが新人のメイドさんに掛りっきりになってるって、ぷんぷんしてた!」のでは?」


 セバスの言うことは聞こえて居なかったのか、きっぱりはきはきとした口調で宣言しているため、信憑性が否が応でも高くなった。


「アレがきっと、【闇堕ちだーくさいど】とかいうのだと思う!」=本当は【ヤキモチ】と言いたかったが、間違えている。


 思い当たる節があるのか、セバスの羞恥に赤らんだ顔が一転し、血の気が引いた。その後、帰還後のセバスはツアレに細々と気を使って赤く染め上げるものの、その行いがさらなる疑義を抱かせるきっかけとなったのだとか。



 その後は、ピクニック・セットを広げ、お弁当を食べながらセバスはリュートから、ツアレが闇落ちした件を詳しく聞き出そうとするも、今一要領を得なかった。

 納得しきれぬまま、謎は謎を呼び、疑惑の闇は深まるばかり。


 そして、その裏で暗躍するペストーニャの企みを見破る機会チャンスは、多分来ることはないのであろう。

 すべての謎は、ペストーニャが【ほぼ】握っている。

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