第48話 リアリティについて

知人と、小説の中のリアリティについて話をしたんだが、わたしはリアリティをもう少し抑えたほうがいいというアドバイスを受けた。


リアリティってなんだって思う。


知人はトラックの名称から機能、スペックについて細々と説明するのはやめたほうがいいという感じのことを言っていた。


私もそう思う。


リアリティが必要なところはじつはあると思う。どんなものにリアリティが必要かというと、キャラクターは外せないと思う。


他にジャンルによって必要なリアリティがあると思う。


説明とは違った、状態や状況を表現する。そういうのがまったくないと、一体どこにいるのやら、どういう状態なのやら、さっぱりわからなくなる。


小説のリアリティって、写真やイラストと同じだと思う。

フォーカスする、ピントを合わせた部分以外はボケている。


ボケている部分は皆なくても気にならない。むしろない方がいいくらい。

昼だとか、部屋の中だとか、そのくらいにボケてていいと思う。


でも未だにリアリティってなんだろなと思う。

それを軽くすることで私のどこが良くなるのかも実はさっぱりわからない。

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