ごく幼い頃に始まった恋心を、大切に育んでいる二人のお話。幼少期の二人様子が、眼に浮かぶように丁寧に描写されています。読了後、そっと少年の背中を押してあげたくなる。そんなあたたかい作品です。
【カクヨムネクスト】 『翠天後宮の降嫁妃 〜その妃、寵愛を競わず平凡を望む〜』 毎週火・木・土曜日、昼の12時に更新 平凡を願う桃英公主が「あるはずのない後宮…
暑い夏の日、家路を急ぐ、自転車の少年。 彼の頭をよぎるのは、返事を書けずにいる一通のメール。 冒頭から、その様子が目に浮かぶような、美しい描写で綴られていて、一気に彼の世界に惹き込まれます。…続きを読む
この物語の主役は、どこにでもいそうな男子高校生だ。手先の器用さも、悩みも、きっと成績も。恋の手管も、人並みだ。この彼が、(天賦の差故に)一歩先を歩く幼馴染に抱く感情。それに、「ふつう」を自認する…続きを読む
泥団子は作った記憶がないのですが、綺麗に作る人はピカピカですごいなぁ、と思いました。子供の頃からの不器用な遊びが、思春期になってからも不器用なまま。かたや器用に泥団子をつくる彼女は、器用に世間…続きを読む
とあるメールを貰った主人公。くれた相手は彼にとってはとても特別な人だったのだが、素直になれない彼はその返信をいまだ保留にしていた。ここから物語は始まっていき、思い出に遡ります。タイトルにある月と…続きを読む
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