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2022年10月12日 06:06
お母さんの、母としての気持ちが垣間見える感じで、今までずっとウネンと同様に”ひどい人”だった彼女が、一気に自分の中で”母親”に。 それしか知らず、その世界しかわからない彼女に出来る精一杯が、自分が親にされて一番つらかった事・・・ああいう世界に売る事だけはすまいという気持ちとか、もし心無い男どもに目を付けられでもしたらという思いとか。 自分がしてる仕事を思えば、娘も同様に扱ってもっていう無頼の輩、いないとも限らないですし(;´Д`) 無知の中で、知ってる知識で出来る最適解がヘレーに託す事だったのかなあと。その後の彼女、所は違えど自分も子供を売ったのと同様という後悔や自責の念が、更に彼女に無理をさせてしまったのかなとかも。 重い話ですけど、母親の名誉がウネンの中で少し回復した感じは救われる思いです。辛い記憶だけの存在でいるのは哀しすぎますから。
作者からの返信
ウネンの母を描写するにあたって、視界の狭さと、思考の幼さと、知識の無さを意識していたわけですが、やはり書いていてつらかったですねえ……。もしももっと早く彼女にも救いの手が差し伸べられていたら、と思うと……。(だが、そういう話にしたのは私だ……)ウネンの母の、そしてウネンの心に思い巡らせていただけて嬉しいです!
2021年5月2日 12:03 編集済
話のちょいちょい重いですね。なんだか最後の方に一気に回収する伏線が一気に見えたような気がしました。
うう、このあたりは特にしんどい部分なので、ほんと恐縮です……。伏線、思い巡らせていただけて光栄です!
お母さんの、母としての気持ちが垣間見える感じで、今までずっとウネンと同様に”ひどい人”だった彼女が、一気に自分の中で”母親”に。
それしか知らず、その世界しかわからない彼女に出来る精一杯が、自分が親にされて一番つらかった事・・・ああいう世界に売る事だけはすまいという気持ちとか、もし心無い男どもに目を付けられでもしたらという思いとか。
自分がしてる仕事を思えば、娘も同様に扱ってもっていう無頼の輩、いないとも限らないですし(;´Д`)
無知の中で、知ってる知識で出来る最適解がヘレーに託す事だったのかなあと。その後の彼女、所は違えど自分も子供を売ったのと同様という後悔や自責の念が、更に彼女に無理をさせてしまったのかなとかも。
重い話ですけど、母親の名誉がウネンの中で少し回復した感じは救われる思いです。辛い記憶だけの存在でいるのは哀しすぎますから。
作者からの返信
ウネンの母を描写するにあたって、視界の狭さと、思考の幼さと、知識の無さを意識していたわけですが、やはり書いていてつらかったですねえ……。もしももっと早く彼女にも救いの手が差し伸べられていたら、と思うと……。(だが、そういう話にしたのは私だ……)
ウネンの母の、そしてウネンの心に思い巡らせていただけて嬉しいです!