伝説の超古代文明アトランティスでの冒険が今始まる――。

刑務所に閉じ込められている男、織田輝男の長い前置きで始まる本作。

自分の発明のせいで五千人の命が奪われたのだと苦悩する織田輝男を始め、アトランティスの首都で生まれたE・スケイプという名の「ボク」。そして「わたし」という名の人物など、序盤から三つの視点が登場して、壮大なストーリーを予感させます。

今の段階でキーマンと思われるのはやはり、織田輝男でしょうか。おそらく彼が脱獄をしたところから大きく物語は動くと思われます。まるでアルカトラズ刑務所かのような厳重な警備をかいくぐった先にある物語は一体――。

タイトルにもある「アトランティスのつまようじ」が、どう物語に関わってくるのかも気になりますね。

 皆様も是非、壮大な科学小説(サイエンスフィクション)を読んでみませんか(⌒∇⌒)

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