第6話薬

黒沢からもらった薬を飲むと気持ちが落ち着いた。


「隼人、良くなったみたいだね。」


美羽は、嬉しそうに笑った。


黒沢は、菅原家全員を殺そうとしていた。


菅原美樹の妹、弟も…。



菅原美樹の弟はまだ中学生だが学校では不良のリーダー各だった。


喧嘩慣れしていて身長もデカイ。


俺に殺れるのか?


と隼人は頭の中で思案していた。


しかし、誰にでも弱味はある。


菅原琢磨は、同級生の佐藤李花の事が好きだった。


李花の裏の顔も知らないで…。


李花は、クラブ通いをしていた。


そこで、隼人はクラブのバーテンとして働き始めた。




李花の方から隼人を誘ってきた

ホテルでは李花はハイテンションだった。


眠りこけた李花を置いて菅原琢磨をホテルに呼んだ。


琢磨は、寝ている李花を乱暴して殺してしまった。


恋が散った瞬間は、李花が激しく抵抗して琢磨を罵ったからだった。

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