第3話新しい扉


「大丈夫ですか?」


執事の黒沢は隼人の背中をさすった。


「わたしは喜んでいるのです。あの生意気な娘を○○出来たのですから。」


「…。」


「あなたがお嬢様を殺した後に○○しました。つまりは○○○です。最高でした。」


「あんた、何を言いたいんだ?」


「つまりは交換条件をしたいと。」



「交換条件?」


「そうつまりはあなたが女を殺してわたくしが後に○○するのです。」


「俺は…。」


「加害者ではない。被害者です。わたしと同じ…。」


黒沢は、言葉とは裏腹に表情は穏やかだった。



俺は…黒沢の話しに乗った。


菅原家は、警察も嫌っているらしく手抜き捜査をしているらしい。


このままいけば金目的の強盗になり迷宮入りだ。


久しぶりに美羽と○○○した。


「良いの?ゴム着けてないけど。」


「結婚するから子供が出来ても問題ないだろ。」


「ふーん、あんなにゴム着けてたのに不思議だね、隼人は。」



黒沢の話で気を楽にした隼人は情緒が安定してきた。


「店長飲み行きませんか?」


鈴原鈴が仕事中に聞いてきた。


「みんなで?」


「わたしと…二人で。」


「それは不味いよ。」


鈴原は、残念そうな顔をした。



しかし、何故か鈴原鈴と居酒屋で飲む事になった。


「菅原さんって店長目的でうちに来たんですよ。」


「どういう意味?」


「店長に一目惚れだったらしいですよ。」


「それは知らなかったな…。」


「犯人捕まりませんね。」


「あぁ…。」



鈴原鈴は、華奢な体つきだった。


「悩み事とか話してなかったの?菅原さんと。」


「うーん、店長カッコいいよねとしか話してませんね。」


「店長…。知ってるんですよ…。あの日、店長と菅原さんが一緒に帰ってた事。」


心の中で隼人は鈴原鈴を殺していた。



冷静になるために席を外してトイレに隼人は行った。


鏡で自分の顔を見る。


「あの子はダメですよ。」


といつの間にか隼人の後ろに黒沢がいた。


「何故?」


「同じバイト先の女の子を殺したらさすがに警察も動きます。」


「そうですか。」


「抱いてあげて下さいね。」



そう言うと黒沢は消えた。


鈴原鈴と近くのホテルに入った。


意外と体の相性が良かった。


鈴原鈴は大学生だった。…。



菅原美樹は高校生だった。


幼い寝顔を見て隼人は家に帰った。


そして帰って美羽を抱いた。


最近、○○○ばっかりしている気がした。

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