ついついもう一ページ読んでしまった

 テンポが心地よく、楽しんで読ませて頂きました。
話が進むにつれ、バラバラだった登場人物がやがて一つの目的へ進んでいくストーリー。一人一人のキャラの個性を思えば凄い話です。たまにパンチの利いてクスリとくる文章も良かったです。
 何より私が注目したのは、登場する生き生きとした妖怪達です。まず目にすることは無いけれど、実は身近にいて、どこか懐かしい。ああそうだよ、妖怪って本来こういう奴らじゃないか、と再認識することができとても嬉しかったです。

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