第12話 素人の遠慮は損だよ助けてもらえ

 久々の更新です。

 さきほど、6月号の原稿の入稿の連絡をもらいました。

 

 初稿を送ってから第5稿までで約2週間。

 編集さんは本当によく気長に付き合って下さると感謝に尽きません。

 今回は前回までよりじっくり自分で練り上げてから改訂版を送りましたが、それでも第5稿まで行ってしまいました。まだ修行が足りませんね、頑張ります。


 そんなこんなで更新が途絶えておりましたが、確定申告編を再開します。

 

 さて、確定申告のためには、帳簿を付ける必要があります。

 しかし、既に読者の皆さんはお気付きかと存じますが、私は数字&お金の管理は超がつくほど苦手です。かと言って、税理士さんに頼むほどの稼ぎはありません。

 そうなると、自力で、となりますが、不得意なことにエネルギーを浪費してミスだらけ、というのは避けたいところです。

 いえ、お若い皆さんはご自分でトライしてみてもよろしいかと存じますよ、でもね、私はもう人生半分以上来ていますから、残された時間を苦手克服に費やしていたら天国行きの列車が出発しちゃうのですよ、わはは。

 亀の甲より年の功です。

 限られた時間(人生)を有効に使うには、その道に長けた方に教えを請うのが一番です。

 ですから、私は自力トライにさっさと白旗をあげ、信頼のおける元銀行ウーマンの知人に助けを請いました。


 彼女は喜んで引き受けてくれ(気持ちばかりの薄謝にて)、自由業の帳簿付けや確定申告についてネットで調べてくれました。

 

 ところが、経理に明るい彼女にも分からないことがあるらしいとその後に判明(素人には驚きですが)、どこか頼れるところをと探し、地元の商工会(青色申告会)に登録して、無料で税務相談を受けられるようにしました。


 恐らく、皆さんの周りにも「青色申告会」などがあると思いますので検索してみてください。うちはたまたま商工会がその窓口だったので登録しましたが、別々に存在する市町村もあるようです。


 なお、商工会は月会費が千円でしたが、絶対に私は元を取っていると思います。今年からはe-TAXに挑戦し成功したので退会手続きをしましたが、職員の皆さんにはほんとに良くしてもらい感謝しています。


 人柄も仕事ぶりも完璧な彼女には、それからずっとお世話になりっぱなしです。

 毎年夏に一回、秋に一回、領収書整理と作業進捗度の確認を兼ねてミーティングしてもらっています。


 彼女の指導の元、私が行っている経理作業の基本は以下です。ご参考になれば幸いです。

 ・領収書は全部保管:要らないのは後で捨てればいい。とにかくとっておく

 ・領収書は一か所に集める:百均の小さいファイルボックスを利用

 ・領収書は3か月に一度程度は内容をチェックして帳簿に付ける:溜め込むと訳が分からなくなるので、こまめにやること

 ・家庭用の支出は経費に混ぜない!→これはプロとして胸を張るには必須です。

 ・帳簿はエクセルで表を作って管理する:自動計算(基本は足し算だから私にもできた!笑)

 ・帳簿の仕訳項目を作る:申告に必須な項目以外で、自分の職業に合った項目を自由に作って足して良い

 ・耐久消費財(パソコンとか車とか、年を跨いで使うもの&高額なもの)はメンテナンス費用も含めて毎年申告になるので、必要書類をしっかり管理しておく


 この作業を続けると、自分がどこを重視しているか、あるいはどこが欠けているかが具体的な数値とともに見えてきます。

 それによって全体を俯瞰でき、その後のキャリアパスを計画するのにとても役立ちました。


 GWにもし少しお時間ができたら、トライしてみてください。

 今からやっておくと、年明けに青い顔にならずに済みますよ。

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