午後23時45分 T-10にあるT-12に通じる関門前

 それからは何事も無く車は順調に走り続け、遂に関門が置かれたT-10とT-12の境界線の中間に到着した。あと十五分も刻めば日付が明日から今日へと変わる時刻を指しており、スヤスヤと眠る緑を除いて全員が徹夜明けのような酷く疲れ切った顔で関門を見上げた。

「これが関門なの?」

「ああ、見ての通りさ。この無駄にデカい壁みたいなのが関門だ」

 地区の線に沿って築かれた分厚く長い壁は五階建てのビルに匹敵する大きさをしており、その光景はさながら一昔前のベルリンの壁を彷彿とさせる。壁の大部分は即硬コンクリートが占めているが、一部では材料不足だったのか間に合わせ感が半端ない溶接した鉄板の壁で補われてあった。最早、関門という域を通り越した難攻不落の砦だ。

 おまけにリュウヤの言っていた通り、武装した自衛隊が数名ほど関門の両脇に立っていた。更に視線を短く左右に配らせると、関門の傍にあった廃墟と化した高層ビルの7階辺りにも兵士の姿があった。配置からして、恐らくスナイパーだろう。

 そして車が壁に埋め込まれた関門の前に到達すると、門前で警備をしていた兵士達は色めき立った。久し振りに走る車を御目に掛かっただけでなく、乗っている人間は特殊なアーマーを身に纏っているのだ。警戒するなと言う方が無理な話だ。

 そして肩に掛けたアサルトライフルを掛けた一人の自衛官が、運転席に座るオリヴァーの横へ近付き声を掛けてきた。

「失礼だが、此処に来た目的と理由を聞かせて貰いたい」

「俺達はT-11から逃げて来たんだ。あっちはまもりびと……あー、化物の奇襲に遭って崩壊したんだ」

「何? それでは貴様達はT-11の住人なのか?」

「いいえ」隣に座っていたヴェラが口を挟む。「私達は数日前にアメリカからやって来たの。日本に群生するユグドラシルの調査という名目でね。だけど、あの化物共に襲われてT-11へ逃げ込んだんだけど―――」

「アメリカだと!?」

 アメリカという言葉に、周辺に居た兵士達が騒めいた。騒めくだけならばまだしも、中には殺気立った人間の気配も感じ、決して良い反応でない事は確かであった。

 何かやばい事を話しただろうかと、現在の日本に詳しいリュウヤへ視線を忍ばせたが、向こうは彼女の視線に対して肩を竦めて首を横に振るばかりだ。彼も何がやばかったのかは分からないらしい。

 とりあえず理由を聞こうと口を開き掛けた矢先、砦の向こう側から投げ込まれた閃光弾が頭上でバッと爆ぜ、ヴェラ達の居る一帯を眩い光が照らし出した。暴力的なまでの白光が暗闇のベールを根こそぎ取り払い、代わって白一色が辺り一面を埋め尽くす。

 閃光弾が爆ぜた瞬間にヘルメットに備わったフィルターが自動的に作動し、強過ぎる光量を絞るのと同時にヴェラ達の肉眼を保護した。そしてヴェラ達の目に映ったのは色の付いた鮮明な世界と、ベールの下に潜んでいたまもりびとの団体だった。

 己の存在を暴かれたまもりびとの一匹が光に向かってけたたましい奇声を上げると、前進を指示するラッパが鳴らされたかのように、まもりびとの一団は一塊になって関門に押し寄せてきた。

「撃て! 化物達の足を止めろ!!」

 兵士達は持っていた銃で反撃――と言う名の足止め兼悪足掻き――しながら関門へ後退し、ヴェラ達も車を捨てて兵士達と一緒に関門の傍へと寄り添った。塀の上からも降り注ぐ銃弾の雨がまもりびと達に叩き付けられるが、まもりびとを覆う固い樹皮の前には歯が立たず、ゴムボールのように呆気なく弾かれてしまう。

 叶うならば関門の向こう側へ避難したい所だが、断崖のような門は一向に開く気配はなく、硬く閉ざされたままだ。オリヴァーが何度も関門を強く叩くが、頑強な音が響くばかりでビクともしない。

「おい! 開けろよ! 開けてくれよ!……チクショウ! 向こうの連中は仲間を見捨てる気かよ!?」

「当たり前だ! 此処で下手に門を開放して、まもりびとの侵入を許したら元も子もないだろう!?」

「だからと言って、このままじゃ俺達も全滅するぞ!」

 オリヴァーとリュウヤが言い争っている間も、周囲を取り巻く状況は坂道を転がり落ちるかの如く悪化の一途を辿るばかりだ。

 銃を活かし切れない距離にまで詰め切ったまもりびとの団体は散り散りになり、個別で兵士を襲い始めた。個別と言っても自衛隊が10人に対し、向こうは30体余り。単純な戦力比は1対3と人間達が劣勢なのは明白であった。

 そして生身の人間一人が三体のまもりびとを捌き切れず筈がなく、無慈悲に振り下ろされた爪に首や胴体を切り裂かれて命を落としていった。人が呆気なく死んでいく光景を目の当たりにし、ヴェラは臓物を撒き散らす生々しい死体に対する気持ち悪さよりも、化物への嫌悪感と怒りが顔に表れた。

「オリヴァー! スーン! トシ! アンタ達も化物退治を手伝いな!」

 遂に一方的な虐殺に耐え切れなくなったヴェラは仲間にそう告げるや、背に掛けていた斧を手にして駆け出した。名前を呼ばれた三人が少し遅れて彼女の後へと続くのを、リュウヤは関門の前で見送った。

 まもりびとに跨られて悲鳴を上げている兵士の傍へ駆け寄り、まもりびとの上体を切り飛ばす。助かった兵士は自分の命が救われた事すら頭に入っていないのか、突然上半身を失い自分に凭れ掛かってきたまもりびとの残骸と、その傍に居るヴェラをポカンとした表情で交互に見遣った。

 ヴェラは相手に無事か否かの声を掛ける間もなく、次なるまもりびとを狩りに走り出してた。他の三人も同様にまもりびとを狩り、そして窮地に陥った兵士を一人でも多く救うべく奔走した。

「おい! ありゃなんだ!?」

 四人の尽力もあって相手の団体が遺り半分を切った頃、オリヴァーは団体の中に見慣れぬまもりびとの姿があるのを発見した。一同が振るい続けた斧を止め、オリヴァーの指差す先を見遣った。

 閃光弾の光に照らされたユグドラシルの木々の隙間を潜り抜けるように現れたのは、今まで見た普通の人型ではなく、水風船みたいにブヨブヨした肥満型のまもりびとだった。

 両腕は退化しているのか元から無いのか存在せず、頭と胴体の境目である首が顎の肉に埋もれて見えない程にでっぷりと太った上半身に対し、下半身は鶏の足のように細く華奢だ。歪なまでのアンバランスさが、返って肥満型のまもりびとのおぞましさと気持ち悪さを強調している。

「何ですか? あれもまもりびとの一種なんですか?」

「でも、動きは余り早くなさそうだし……大して―――」

 警戒心を露わにするトシヤに対し、スーンは緩慢な動きからして大した事は無いだろうと判断を下した矢先、塀の上から放たれた一発の銃弾が肥満型の体に突き刺さった。今までのまもりびとならば跳弾するのがオチだった、あの銃弾がだ。

 あの肥満体のまもりびとは見掛け倒しなのか? ヴェラも思わず内心でボヤいた瞬間、肥満体の上半身がバンッとタイヤが破裂したような音を立てて爆発し、内部に充満していた黄色い体液が辺りに飛び散った。

 体液が付着したコンクリートや鉄屑、果てには傍に居たまもりびとの体から硫酸で焼けるような音と共に化学反応にも似た白い煙が朦々と立ち籠り、やがて付着した部分だけが綺麗に跡形も残らず溶け落ちた。それを見て四人とも肥満型の低評価を脳内で書き直したのは言うまでもない。

「気を付けろ! あのデブは強力な溶解液を腹に抱えてるぞ!!」

「ええ、でも―――」トシヤは溶かされ息絶えたまもりびとを盗み見る。「あの肥満型を上手く利用すれば、共倒れも望めそうですね」

 そう指摘した間にも頭上から降り注ぐ弾丸は他の肥満型を狙い撃ちしており、肥満体から放出した溶解液をまもりびとへ浴びせ掛ける事で出血を強いていた。こればかりは銃弾が有効らしく、四人は敢えて手を出さず安全圏である関門の傍へ下がろうとした。

 その時だ。それまで緩慢な動きしか見せなかった肥満型が突然走り出した。動きは標準的なまもりびとに比べれば大したものではないが、この突拍子な行動に銃で狙撃しようとしていた兵士は照準を狂わされ、放たれた弾丸が標的の通り過ぎた道上に着弾する。

 しかも、肥満体が狙いを付けたのは比較的前に出ていたヴェラ達だ。ダプンダプンと肥大した腹を揺らしながら此方に向かってくるのを見て、危険だと判断した四人は遠ざかろうとする。

 だが、ここで四人に予期せぬ不幸が襲い掛かった。自衛隊員が放った一発の銃弾が、彼等の目と鼻の先の位置にまで近付いていた肥満型の体を貫いたのだ。標的を狙い撃つ事に専念し過ぎて視野が狭まっていたのだとしても、これには誰もが内心で毒気付いた。

「皆! 伏せて!!」

 ヴェラが警告を出した一瞬後、肥満型の肉体は四散し、夥しい体液がバラ撒かれた。頭を抱えて重要な部位だけでも守ろうとする者も居れば、体を丸め込むようにして溶解液を受ける面積を減らそうと努める者も居た。

 やがて体液が飛び散り終えるのを感じ取ると、ヴェラは自身のアーマーの損傷率を確認する。ディスプレーの端に表示された損耗率の数字は大して変動しておらず、幸いにも無傷だったことが判明した。そして恐る恐る頭を上げて、周囲を見回しながら仲間達の安否を確認した。

「皆! 大丈夫!?」

「ええ……大丈夫です……」

「わ、私も無事です」

 スーンとトシヤが辛うじてながらも無事を伝える言葉がマイクに届き、ホッと胸を撫で下ろしそうになったところで、まだ一人だけ応答が無い事に気付いた。

「オリヴァー?」

 常に陽気で明るさを忘れないチームのムードメーカーの姿を探して辺りを見回すと、簡単に彼の姿を発見した。体液を背中に浴び、バチバチと焼けるというよりもショートするような音を奏でながら俯せに倒れ込んでいた。

「オリヴァー!」

 ヴェラと他二人は倒れた彼の傍に駆け寄り、体液の付着した部分に触れないように気を配りながら抱き起す。すると彼女の呼び掛けと体を起こす感触に反応したのか、マイクからほとほと困り果てたオリヴァーの弱気な声が聞こえてきた。

「へへっ、悪ィな。ヘマしちまったよ……」

「それよりもアンタ、大丈夫なの!?」

「ああ、幸いにも頑丈な装甲が寸でのところで溶解液を食い止めてくれたそうだ。だけど――」そこで言葉を止め、ディスプレーに表示されたアーマーの被害状況を三人に告げた。「背中のタンクと動きを補助する運動回路がやられちまった。これじゃマトモに動けやしねぇ」

「そんな……!」

「! ヴェ、ヴェラさん!! また来ましたよ!」

 オリヴァーの状況を聞いてトシヤが悲痛な声を発した時、傍らに居たスーンがユグドラシルに埋もれた廃墟から続々と出てくるまもりびとを見付けて叫んだ。敵の増援を見てヴェラが舌打ちすると、彼女は無傷だった男二人に指示を飛ばした。

「スーン! トシ! アンタ達はオリヴァーを担いで関門前まで下がって! 私が援護するから!」

「わ、分かりました!」

 オリヴァーの左右の肩をそれぞれ担いで持ち上げると、決して早くはないが確実な足取りで関門の方へと進んでいく。当然まもりびとは足の遅い三人に狙いを定めて襲い掛かろうと向かって来たが、殿に立ったヴェラが彼等の接近を許さなかった。

 不用意に近付いたまもりびとを豪快に切り捨てつつ、三人から付かず離れずの距離を維持し、着実に後退していく。そうしてまもりびとを五体切り捨てた頃、またもや彼女の前に例の肥満型が姿を現れた。

 流石に爆発物にも等しい肥満型を不用意に攻撃する訳にはいかず、振るい続けた斧を止め、どう処理すべきかと思考を巡らした、。その間も肥満型は上半身を醜く揺らしながら、彼女に近付いてくる。

 生理的に嫌悪しか覚えない肥満型の全身を隈なく観察した末、ヴェラはある一点を狙って斧を真横に一閃した。彼女が切り捨てたのは、でっぷりとした上半身とは対照的な、枯れ木のように細く萎びた両足だった。

 両脚を切り捨てられた肥満型はバランスを崩し、水ヨーヨーのようにバウンドして無様に転がった。幸いにも厄介な爆発は起こらず、一か八かの賭けは見事にヴェラの勝利で終わったかに見えた。

 ところが、地面に倒れた肥満型の表皮が淡い黄緑から毒々しい赤色へと変色し始め、それに釣られて肉体が膨張していく。明らかに良くない反応なのは明らかだが、今から離れても恐らく間に合わないという直感が彼女の頭に過った。

 そこで彼女は肥満型を鷲掴みにするや、まもりびとが比較的固まっている場所に向かって、ハンマー投げさながらに放り投げた。ヴェラの手から離れた肥満型は低い弧を描いて飛んでいき、10m先にあったまもりびとの群れのど真ん中に墜落した。

 次の瞬間、それまでの爆発とは比べ物にならない大音量が鼓膜を叩き、肥満型は木っ端微塵に吹き飛んだ。爆心地から10mも離れているにも拘らず、ヴェラの足元に溶解液の滴が届くのだから、その中心に居たまもりびとの群れの末路は言わずもがなである。

 まもりびとの猛攻が一段落してヴェラが関門の前へと戻ってみると、一足先に戻っていたスーンがオリヴァーのアーマーを脱がしている最中だった。何もしないまま放置すれば、溶解液によって溶けたアーマーが彼の皮膚と癒着する恐れがあるからだ。

「スーン、オリヴァーは大丈夫なのかい?」

「幸いにも酸に強い合金なので皮膚に届く前に取り外す事が出来ました。ですが、オリヴァー自身が言っていたように回路と背部のタンクはダメです。取り換えるか、修理する必要がありますが……」

 そこでスーンは言葉を詰まらせ、無念そうに俯いた。彼が何で言い淀んだのか、その理由は明白だ。取り換えるにしても、修理するにしても、そんな機材や道具は彼等の手元には無い。つまり、オリヴァーのアーマーを復活させる手立てが無いに等しいのだ。

 オリヴァーも自分の置かれた状況を把握しているらしく、悔しそうに奥歯をグッと噛み締めていた。

「悪ぃな。こんなところで足手纏いになっちまってよ……」

「アンタのせいじゃないよ。それに今は落ち込んでいる場合じゃないよ」

「そうだな。まだ門は開かないみたいだし。このまま此処に居続ける訳にもいかないしな……」

 チラリと背後に聳える門を見上げるも、未だに硬く閉ざされたままだ。塀の上では兵士達が右往左往しているらしいが、向こうが何をするにしても此方側としては一刻も早く塀の向こうに行きたいというのが本心であった。だが、その本心からの願いも空しく、またもや廃墟の向こうから複数のまもりびとが現れた。

「くそっ! 本当にしつこい連中だ!」

「オリヴァー、貴方は此処に居て! リュウ、オリヴァーを頼んだわよ!」

「ああ、任せろ!」

 ヴェラが斧を握り締めてオリヴァー達の前に立ち、その両脇にスーンとトシヤが付く。もう既に二人ともまもりびとと戦う事に、抵抗や疑問を感じていないようだ。

 何時でも斧を振り下ろせるよう構えを取りながら、迫り来るまもりびとの団体に備えた――その時だ。背後から重々しい鉄の唸りが響き、それまで開く気配が見当たらなかった門が左右にスライドして開門したのだ。

 そして大人一人が両腕を伸ばした程度にまで門が開くと、向こう側からヌッと黒光りした巨大な鉄筒が頭を出した。それはリニアタンク電磁砲戦車レールガン砲身であった。

「伏せろ!!」

 オリヴァーの叫びに反応し、三人とも頭を抱えながら地面に這い蹲るようにしゃがみ込んだ。直後、砲身に青白い電流が帯び、一帯の音を掻き消してしまう程の撃鉄が鳴り響く。レールガンから発射されたチタン砲弾は秒速二千mに達する目にも見えぬ速さで空を切り、ボーリングのピンのように密集していたまもりびと達の大半を一瞬にして粉砕した。

 戦車の射線に入っていなかった残りのまもりびとも、塀の上から降り注いだ対戦車用ロケットランチャーやバズーカの直撃を受けて五体を引き裂かれるなどして無残な最期を遂げた。

 数分後、関門の前に残ったのは山の様に積まれたまもりびとの死体だった。バズーカの爆炎がまもりびとの体液に燃え移ったのか、緑色に燃えた火が其処彼処に燻っていた。

 暫く経っても廃墟からまもりびとが現れないところから察するに、今度こそまもりびとを一掃したらしい。そんな判断が下されたのか、関門の扉が再び音を立てて開いていく。漸く関門の向こう側へ行けるのか、安堵すると共に緊張で忘れていた疲労感がドッと彼等の中で溢れ返った。

 ところがだ、関門が開き切るのと同時に向こう側から流れ込んできた兵士達は、仲間の一部を助けたヴェラ達を取り囲んだ。それも銃を突き付けると言う無作法を以てしてだ。

「これは一体……?」

 ヴェラが剣呑な眼差しを周囲に向けると、他の兵士達よりも頭一つ分抜き出たスキンヘッドの巨漢が彼女達の前に歩み寄った。そしてジロリと彼等の顔を見渡すと、感情の起伏を感じさせない低温ボイスで他人事のように呟いた。

「突然のことで申し訳ないが、貴方がたを拘束する。御同行願おう」

 冷淡且つ不躾な物言いに正直怒りを覚えたものの、無数の銃口を向けられる中で感情を爆発させればどうなるかなんて子供でも分かる事だ。

 納得がいかないと歯噛みして態度で訴えるも、当然相手がそれを聞いてくれる筈がなく、やがてヴェラは諦めたように斧を降ろしたのであった。





続きは二日目が完成次第、順次投稿する予定です

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