ラスト二行に、思わずため息がもれてしまいましたぜ!

わずか360文字弱の、会話のみのお話です。
でも、とても深いのです。
読み手によって様々な解釈ができる、言ってみればポエムのような構成が上手いですね。
さらに、セリフが粋なのです。
さりげない言葉だけなのに、会話のキャチボールが見事にこのお話を演出しています。
書き手のひとりとして、嫉妬心を思わず抱いてしまうほど完璧な会話劇なのです。
ラスト二行に、「いいなあ」とため息がでました。

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