伝奇小説の新しい境地。世界観、キャラクター、その全てが新しいです。でも心地よい即視感があり、男心をくすぐられる描写が幾度もあります。次は次へと読みたくなる。そんな小説だと思いました。
原点にいるのはタランティーノ映画だったり小島秀夫作品(メタルギア ソリッド等)だったり、ブギーポップシリーズ。 唐突に主要人物が死ぬ作品が好きですが、自分の…
流れるような文章は本当に独特の雰囲気を持っていて、気が付けば『すごい』しか言えなくなっていました。表現やキャラも独創的で、一種芸術品を鑑賞しているときに似通った不思議な感覚を覚えました。読んでみ…続きを読む
マサムネくんが面白い。いや、そういう所じゃなくって…シンナーでみんなラリって気だるい青春の一コマがなぜか心地よく、そんな日常を破壊する黒シリーズの存在やスタンガン少女、不思議な文体に最初は戸惑いまし…続きを読む
作品の序盤で語られる通り、まるでバラバラになった記憶のパズルを試行錯誤の中で繋ぎ合わせるような、まさに無法者がうろつくアンダーグラウンドのような異様な文章の強烈さが第一印象に残るかもしれない作品。…続きを読む
シュールな言葉の中にも、どこか純な薫りひきつけられる上質な読み物です。
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