同一・別個‐真贋

「……きみは、本当にきみか?」

「……それを俺に聞いて一体何がどうなるっていうんだ? サー?」



テーブルへ並べられた皿からは湯気が上がる。

「やめろ、そんなものをこっちに向けるな……!」

椅子をがたつかせ顔を背けたサーに、プレーブは呆れたような顔をした。

「またか、サー。食器がなくてどうやって飯を食う気なんだ」

「尖ったものをおれに近づけないでくれ、なんだ、なんだそれ、食器なのか? 嘘だろう?」

「何って、箸だ。箸……知らないのか?」

「知っている! それが箸なものか。そんな、そんな太い鉄串みたいなものじゃなかったはずだろう!? マドラーだって先はもう少し丸く作る、おかしいだろ」

先の尖った黒い金属製の棒はつやつやと、手入れの行き届いた黒髪のように生々しく光る。ぬるりとした角型の棒はサーの恐怖を殊更に煽った。

「どうなんだろうな。食器棚に入っていたんだが……」

プレーブは手の中にあるそれをつまんで眺めまわし、不可解だとでも言うように顔をしかめた。

「……箸じゃないのか?」

黒い棒は答えない。

「……おれのフォークを取ってくれ。そんな、そんな尖ったものは使えない……いいからとりあえず降ろしてくれ……プレーブ? 聞いているのか、プレーブ」

プレーブは顔をあげ、からからと箸を手の中で回した。それから恐怖に歪むサーの表情を見て、思い出したように言った。

「ああ、すまない。そうだな、これは元の場所にしまっておくことにしよう」

「そ、そうしてくれ」

箸のようなものを握り、プレーブは席を立った。

「箸じゃないのなら、これは一体なんなんだろうな? はは、意外とタタミバリの仲間だったりしてな……」

湯気を立てる湯豆腐を一瞥し、プレーブは何とはなしに言った。

「タタミバ……なに?」

耳慣れない言葉をサーは上手く聞き取れず、引き出しを探っていたプレーブへ問い返した。プレーブの顔からすっと表情が抜け落ちた。サーはぎょっとして目を見開く。

「……穴の開いた金属の棒だ。もう少し、少し、なんていうんだ? あー、華奢だな。つまらないことを言った、冗談だから忘れていい……」

「え、あ……わ、わかった……」



プレーブはノートのページを捲ってペンを走らせていた。静かな部屋に聞こえるのは、不規則に間延びした気だるい呼吸とペンが紙を擦るガリガリとした筆記音だけだ。プレーブはペンのキャップを締め、視界の端、テーブルへ頬杖をついて船をこいでいるサーを見咎めて、ペンを置いた。

「こんなところにいないで、眠いなら寝たらどうだ」

「い、嫌だ……」

サーは提案の受け入れを拒んだ。目の下には黒い隈が浮き、どろりと濁った青い瞳は見ている方向が定まらない。

「眠りたくない……きみの近くにいれば怖いことはないだろう?」

掠れた声で喋りながら、サーの視線は宙をふらふらとさまよう。黙って話を聞いていたプレーブの眉間が寄せられた。

「……仮に俺が……いや、そうだな……間違ってはいないかもな」

俺が偽物だったらどうする気だ、との問いをプレーブはすんでのところで飲み込んだ。いたずらに怖がらせたところで状況が改善に向かうわけもなく、逆に、今のサーに余計なことを言って不安を煽れば望みとは逆の効果をもたらすだろうと予測された。プレーブは言葉を濁したまま再び口を開き、何かを言うかわりに深いため息を吐く。一度襲われてから、サーは眠ることを極端に恐れるようになった。意識が無いままの無防備な状態で自分の体を勝手気ままに扱われるというのは、彼にとって耐えがたい恐怖だったようだ。彼は眠ることを恐れ、体力の続く限りそれを拒否しようとした。その結果がこれだ。

プレーブはノートを閉じて立ち上がった。

「ベッドに入れ。気を張るのは結構だが、無理が祟れば体を壊す。今のお前では壊しても治せないだろう? 違うか?」



サー・メンテナンサの恐怖の対象は痛みと存在の消失だ。精神体に狙われるようになった今も、それは変わらない。


術者の手によって、永遠に近い命を持つ情報精神体から人間の枠に押し込められたサーの、最初の目的は復讐だった。術者を殺すことで己を縛る呪いを解いて、もとの精神体へ戻る。以前の彼からすれば本当になんでもないことだったはずだ。しかしサーはその日を待たず道を踏み外した。彼は肉の体が与える生理的な痛みに耐えきれず、己を責め苛む苦しみから逃れるため、生命の存続を対価に痛みの消滅を望んだ。


それを許さなかった者がいる。『プレザベーティブ』だ。金の髪と金の目を持つ彼はサーの半身だ。弱りきったメンテナンサによって、生命活動を存続させるために生み出された。プレーブと名付けられた彼は、術者の体を縛り付け自我を抑え込み、定められた役割通りにメンテナンサを生かし続けた。メンテナンサが術者の体を持つ彼を殺し、精神体へと戻るその日までの仮初めの命、プレーブは自分を殺すようメンテナンサに提言したが、彼を失うことをメンテナンサは拒み、結果、彼らは生きながらえた。


術者の秘術によって肉の身体に閉じ込められ、自由を失ったサー・メンテナンサの精神は崩壊寸前だ。危ういバランスでも保ち続けていられるのは、ひとえに肉の体が彼を離さないからだ。痛みを知り傷ついたサーの精神は今や、肉体と運命を共にする風前の灯だ。封じ込められた肉体の持つ実体によって、彼のひび割れた心は瓦解せず保たれている。サーは己の存続のために肉体を失うわけにはいかず、肉体もまた、彼のメンテナンスによってしか存続を許されない。身体についた傷は癒えても、目に見えないヒビは治らない。今のまま肉の檻から分離されれば、彼は些細な切っ掛けで、これまでに受けた傷のためにばらばらになって死ぬだろう。病むに病まれず、自害することもならず、人間として生きなければならなくなったサーは、痛みを厭い、己を狙う同族の脅威に怯え、狂気に身を浸して日々を生きる。



二人はサーの部屋、彼の寝室で対峙していた。サーはプレーブを上目づかいにねめつけ、じりじりと距離を取る。

「寝ていろ、サー」

「いやだ……」

「大人しくベッドに戻れ」

プレーブは腕を掴んで力任せに引き寄せようとした。白い肌へ指が食い込み、色が変わる。サーは足に力を込めて踏み留まった。

「い、嫌だ」

ステッキを手にしたまま、なおも逃げようともがくメンテナンサに、プレーブは腕を掴んだまま歩み寄る。サーはびくりとして身構えた。プレーブは彼を、抑え込むように抱きすくめた。

「なっ、なに……さ、触るな。そんなことをしたって、おれは寝ないぞ……いや待て、じゅ、術を使う気か、やめ、やっ、やめて、ひ……」

フラッシュバックによって混乱し、上ずった声で苦しげに喘ぐメンテナンサの口をプレーブは手の平で押さえた。

「落ち着け、大丈夫だ。術は使わないし、別に殊更に説得もしない。いいか、まず落ち着け。ゆっくり息を吐くんだ」

口を押えていた手を離れると、メンテナンサは詰めていた息を恐る恐る吐き出した。

「そうだ、ゆっくり吸って、長く吐く。それを繰り返せ」

プレーブは下げた腕を肩に回した。温かな腕の重みがサーの判断を鈍らせた。

「あ、ああ……わかっ、プレーブ……? なに、なにを……す……? うぅ……」

ステッキを取り落し、メンテナンサは床に膝をついた。プレーブは彼の意識が途絶えたことを確認すると首を締め上げていた腕を緩め、だらりと弛緩した体を持ち上げる。胸に触れ、鼓動を確認してから、ふと気が付いて唇に触れた。乾いた唇は粘膜の赤色をしていた。

「生きているな……」

ベッドにメンテナンサを押し込んだプレーブは、布団の上からもう一枚毛布を掛けた。薄暗い部屋の中、メンテナンサは規則的な寝息を立てる。プレーブはベッドの淵に腰かけ、青い髪をくしゃくしゃと撫でた。

「術が使えないっていうのは思ったより面倒だな……せめていい夢を見てくれると助かるんだが」



「……っ」

翌朝、ベッドの中で目を開けたメンテナンサは、びくりと震え怯えたような目でプレーブを見上げた。

「……何か言いたそうだな? よく眠れたか? ああ、怒るなよ、気が触れるからやめろというのにお前がいつまでも世迷言を吐き続けるからだ」

首を傾げ、プレーブはいつもの冷ややかな目でメンテナンサを見た。薄暗い部屋の中、カーテンの隙間から差し込む陽光が陰のある金の目を薄く彩る。人間ではあり得ない本物の金の色の目。メンテナンサはじっと彼を見つめた。

「なんか食うか? ああでもその前に着替えたほうが良い。俺のシャツを貸してやる。何でも好きなものを着たらいい」

その言葉を聞いて、サーはぴくりと反応した。

「……なんでも? 本当に? それならきみの今着ている服を脱いで貸してくれ。いま、ここで」

プレーブは露骨に嫌そうな顔をしてから、薄く開いていたカーテンを、じゃっ、と片手で乱雑に閉めた。

「…………どういうつもりかは知らないが、それが望みというなら叶えてやらないこともない」

プレーブはシャツのボタンに手をかけた。きちんとかかっていたプラスティックのボタンがひとつずつ外され、平織りのシャツの下からぴったりした黒いインナーに包まれた肉体が現れる。肉付きの良い均整の取れた肉体。プレーブは脱いだシャツをメンテナンサへ投げ渡す。ベッドの上に座る彼がいつまでもプレーブをぼんやり眺めているので、黒いインナー姿のままシャツを取り出していたプレーブは苛立たしげに言った。

「……見ていないで早く着替えろ。お前が貸せと言ったんだ」

「ああ、悪い……その通りだ……」

メンテナンサはシャツへと袖を通した。さっきまでプレーブの着ていたシャツは体温が移って温かかった。メンテナンサはきちんと全てのボタンを閉じ、ネクタイを締めた。それを横目に見つつ、窓枠に腰かけたプレーブはシャツのカフスボタンを神経質にかけ直す。

「……まさかズボンまでよこせとは言わないよな?」

「必要ない。だいじょうぶだ」

口元を隠すように腕を当て、メンテナンサは答えた。ボタンにかかずらう手を止め、プレーブは居心地が悪そうに呟いた。

「…………どういうつもりなんだ全く……」



「それ、なに?」

「ユデタマゴ、食べ物だ」

篭に盛った、手の平に収まるくらいの大きさの白い塊を、プレーブはつまんでメンテナンサへと渡した。ざらざらした硬質な手触りの塊は重く、じんわりとした熱を放っていた。

「これ、食べられるの……?」

「いいか、サー。食べられないものを普通食べ物とは呼ばない。イースターの時にドラジェみたいなものをつくるだろう。あれの正体は鶏の卵だ。栄養があって消化に良いとされている。ああ、前に卵粥を煮てやっただろう? あれだ。茹でるとこんな風になる」

「あ、そ、そうなんだ…… い、イタダキマス……」

メンテナンサは手に持っていた卵へそのまま噛り付いた。バリバリと表面にヒビが入り、口の中で砕けた。湯気が上がり、零れた破片がテーブルへと落ちる。

「痛っ、なに、なに……? どうなってる……?」

狼狽えるメンテナンサを見て、呆気にとられたままプレーブは言葉を探した。

「どうなってるも何も、表面の硬い部分は殻だ……割り剥がして中身を食べるんだ」

「さっ、先に言ってくれ……!」

メンテナンサは砕けた殻を吐き出した。プレーブは困ったように顔を歪めた。

「知らなかったのか……」



プレーブは上機嫌で缶詰の皿スパゲッティをテーブルに置いた。温かな皿からは湯気が立っている。

「食事の時間だ」

「あ、しょ、食器……」

空いた手で、プレーブはテーブルの上に置かれた小さなケースを指し示した。

「カトラリーケースのなかだ」

メンテナンサは卓上のカトラリーケースを探った。ケースの中にはきちんと磨かれたステンレスのスプーンとフォークが二人分揃っている。プレーブはニコニコした顔でサーを見ていた。メンテナンサは大ぶりのフォークをおずおずと手に取って、隣に座るプレーブを見た。

「ん? どうしたんだ? 食べないのか?」

いつもより近い距離、彼の金の目とサーの視線が交差する。メンテナンサは全身の毛が逆立つのを感じた。手の中のものをぎゅっと握り、サーは逆手に握りしめた鋭いフォークを、プレーブの腿へと力任せに振り下ろした。鋭利な先端は布を裂き、皮膚を裂き、ぶつり、と筋繊維を破壊した音を手に伝える。

「痛っ、メンテナンサ! 何をする!?」

プレーブは呻いた。確信を得たメンテナンサは椅子を蹴って立ち上がり、距離を取った。見開かれた青い眼はどろりと濁り、嫌悪に淀んで色を変える。

「誰だ? 誰なんだ? 金の髪、金の目! お前はいったい誰なんだ!?」

言うなり、メンテナンサは掴んだ卓上ポットを振りかぶり、目の前の男の頭を殴った。二度三度、底の角で殴り、ポットが凹むとふたを開け、中身を頭から浴びせかけた。

「ぎゃああああああああ」

「やめろ!! 黙れ!!!」

もはや用をなさなくなった空のポットを床に捨て、サーは掴んだステッキで男を殴った。腕を振り上げたメンテナンサは、憎悪に満ちた目で、頬を払い、喉を突き、割れた額を打ちすえる。

「おれをどうする気だ! どうする気なんだ!? 言ってみろ! この皿にいったい何が入っている? おれになにをしようとした!?」

肩で息をし、メンテナンサは動かなくなった男へ追い打ちをかけるようにステッキで突き回した。倒れたままの男の体が一突きするたび跳ねる。そこへ破裂音が響く。メンテナンサは弾かれたように顔をあげた。

「お楽しみのところ悪いが、十分だ。よく偽物ってわかったな? サー?」

扉を蹴り開け、やってきたのは、縄でぐるぐる巻きにされたプレーブだった。そこでようやく目の前のそれが反応を返さなくなったことに気が付き、彼は血の気の引いた顔でへたり込んだ。

「プレーブ……」

「手が空いているならこの拘束を解いてくれないか? どうにも縄が切れなくてな……」

「え、と、どうやって……」

プレーブは視線でサーの持つステッキを指し示した。

「手のそれで切ってくれればいい。ああ、俺の手を切るなよ。割と洒落にならないからな……」

サーは引き攣った笑みを浮かべ、震える手で抜きぎこぎこと鋸のようにして縄を切った。

「お前、縄切るの下手だな……」


拘束から解放されたプレーブは、ばきばきと肩を鳴らした。床に伏せる人間を片手で持ち上げ、目を眇める。

「さて、こいつがどこから来たのか聞き込みと行こうじゃないか。サー、部屋へ戻って耳を塞いでいろ。いいというまで出てくるな」

「わ、わかった」



「悪いな。サー。失敗だ。何も聞き出せなかった。思ったようにいかなくてな……」

筋肉痛で伏せっているサーの背中へプレーブは湿布を貼ってやっていた。聞き込みの成果について話す彼からは石鹸の匂いがした。

「そう、そうか……いや、なにをしたんだ?」

「なにって、三十回に一度の大失敗だ。うまくいくと思ったんだが……」

プレーブは端正な顔を歪め、悩ましげに言った。


◆◆◆


「きみは一体何者だ……?」

サーは部屋に入るなり言った。テーブルで書き物をしていたプレーブは手を止めた。

「……俺にだってわからないことはある。俺が誰か? そんなこと急に聞かれてぱっと答えられるわけないだろう、サー。いや、それとも記憶喪失になったのか? 俺にできることと言ったら、お前が誰で、今までなにをして生きてきたかを教えることくらいだが、それは別にさほど聞きたい話でもないだろう?」

そうだろ? と言って、プレーブはサーに視線を向けた。サーはそれがなにを指しているかに思い当たり、びくりと肩を震わせてから恐々と頷いた。

「俺の持つ記憶の中には、魔術的遺産と共にお前自身の記憶も入っている。お前の事は大概わかる……と言いたいところだが、術者の魔術回路と干渉していてどこからどこまでがお前の純粋な記憶かわからない。俺はお前だ。それは確固たる事実だが、俺とお前は違う人間だ。分厚い脳蓋に邪魔されて、考えていることまではわからない。それで」

プレーブは一度、言葉を切った。

「お前は俺にいったい何を問うているんだ? まさか俺の儚い生の意味が知りたいなんてこと言わないよな?」

「……十分だ。聞きたかったことはわかった」

「うん? そうか? ……それならいいが」



「ところでプレーブ、提案なんだが、風呂に入らないか? もういい時間だろう……?」

おずおずと後ろめたそうにサーは言った。プレーブは口を開きかけ、一度閉じてからもう一度開いた。

「確かに時間的なことを言うならそれはそう間違った話でもないな? ……サー、なにを企んでいる?」

「えっ、いや……何も」

「何も? それで信じろっていう方が無理だろう。それともお前、サーじゃないのか? どうなんだ?」

プレーブは指に挟んだペンでかつかつと机を突いた。ペン先と同色の冷たい視線がサーを射抜く。彼は肩を撥ねさせた。

「ひっ……プレーブ……疑うのか……おれを?」

目を瞬き、プレーブはペンのキャップを閉めた。

「概ね本人だとは思っているが、いかんせん挙動が不審だからな……靴を脱げ。そうしたらお前がサーだと信じてやろう」

「靴? 服じゃなくてか……?」

「服? ……脱ぎたければ脱いでくれて構わないが……」

プレーブの一言で、メンテナンサはぎょっと目を見開いた。

「こ、断る! 脱ぎたければってどういうことだ……破廉恥だ……し、信じられない……」

「俺はお前が風呂に入ろうって誘ってきたことの方が信じられない……ああ、靴下も脱いでくれ」

椅子に腰かけ、メンテナンサは靴を脱いだ。ズボンの裾を捲り、足に手を添わせ、靴下を抜く。サーの冷たい白い足が外気に晒されて小さく震えるのを、プレーブはまじまじと見た。

「サー」

「なっ、なに……?」

「お前がサーだっていうのは信じてやる。爪を切れ」

プレーブは尖った爪を見て、呆れたように言った。

「あ……はい……」

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