人生と足跡。働く人の背中。

過疎化しつつある地域のガソリンスタンドで働く中年男性の人生について描かれた短編作品です。現代の働き方は、あまりにもお金のことばかり追求してしまっていないか――。働くこととは、お金を稼ぐことだけでなく、誰かのために役に立つからこそ尊いのではないか――。考えさせられます。ストーリーとしては、転の部分でドキっとしましたが、この結でホッとしている自分がいました。ぜひ読んでほしい作品です。