異世界モノのセオリーとイレギュラーのバランスの良さ

以下は一言紹介とほぼ同じ内容です。
異世界スマホを中心とした異世界シリーズが昨今のブーム。
いつの時代も名作と言われる小説は、時代の波に乗りつつも作者それぞれよの独自色が見え隠れするところに読者たちは引き込まれていた。

そしてブームの先に必ず起こるもの、変遷。
それは熱意とある種の反骨精神を持ったこの作者のようないい意味でズレた人間が、王道ストーリーを踏襲しつつも面従腹背の気概でブームのムーブメントを少しずつ変えていき、それに共感して追従する作者が出る。
それを繰り返していくうちに、王道ストーリーの定義自体が変遷されていく。

誤字や表現方法の引き出しの数なんかはいくらでも改善するので仔細な指摘はしません、それはペンを持ち続ける限り放っておいても自分ですることだから。
なので私はこの小説を通じて感じた作者の何か新しいこと、面白いことをしようという意気込みを評価したいと思います。