古闇×蕗亜

これは『攻略情報nothing僕らのゲーム』の腐ったパロですwあのキャラが腐っても良い!という人はどぞ(っ´∀`)っ後、恋人?かな?設定ですw



本編


『ねぇねぇ〜…僕、寂しいよ?ねぇねぇ〜構ってよ?w』

…………こいつが悪い。

『ヤミちゃん構って〜〜?w構ってくれないと死ぬよ?w』

『…勝手に死んでろ』

………どんなにどんなに言っても聞かない奴にはどうしたら良いか?蹴り飛ばして殺すか?構ってやるべきか?おい、誰か本を貸せ。本に載っている内容では無いことを言われて心身共に疲れる。

『キャーー!wヤミちゃんはホントに酷いよね〜僕、死んだらどーすんの?寂しくて死ぬよ?w』

コイツと誰よりも一緒に居るから分かる。幾ら笑っていても笑って居ないのだ。ホントに寂しがり屋で誰よりも…──

『李蠹の所にでも行ってこいよ…』

少し眉を寄せる。俺なんかと一緒に居るから面倒臭い事になる。

他に行けと言うけれど本心はどうか知らんが。

『僕、そんなにやだ〜?wあはは、好きだよ?誰よりも愛してるって毎日言ってるのにやっぱり信じてくれない?』

ほら、その目。

笑うな。昔からそうだ。お前が泣きそうなのに笑って居るからほっとけないだろうが…。

『別に…。俺と居るよりアイツらと居た方が楽しそうに見えるってだけだ。』

自分にも腹が立つ。もう少しマシな言葉をかけられないのか?と。

『実は凄く優しい優しい……や、いや、亜藍が好きだよ?』

痛い。精神が崩れそうな言葉。好きとか愛してるとか飾りにしか聞こえなかった言葉はコイツが云うと何故だか本心のような気がして…最高に気分が悪い。

思う訳が無い。何もかも。相思相愛なんて一方的なものだとしか思って来なかった。

『アレ、やっぱり怒った?ヤミちゃん〜?おー…へ!?』

あ、しまった。と気付いた時にはアイツを抱き締めていて…。

『イヤイヤイヤイヤイヤ!?ヤミちゃんどうしたの?ねぇ?僕のせいかな?////』

なんだこいつ…。少し距離が縮まっただけなのに涙目で…蜂蜜色の瞳で見るな…と蹴りを入れようかと思ったのはさておき何で泣きそうな顔を?聞こうとした前に聞かれた。

『…ヤミちゃん壊れて…─無い?』

遂に泣き出した。頭をワシャワシャ撫でてやる。

『壊れてない。情緒不安定で壊れかけてんのはお前だ、黙ってそのままで居ろ』

『ヤミちゃんが可愛いのになんか、今日だけカッコイイんだって。』

無駄に大きめの服を着ているから涙を腕で拭おうとすると袖が邪魔で拭えないようで…─

『あ、アレ?目から変な液体が〜…って、ヤミちゃん?近i…ひゃっ!?』

全然拭ける気配が無かったので目から零れ落ちた涙を舐めてやった。いや、拭き取った。

『…あ?なんか言ったか?』

『ッ〜〜〜〜〜!!////ヤミちゃんが悪い//』

そっぽを向かれどうして良いのか分からなくなったのもつかの間蕗亜の耳元が真っ赤だったのを見てへぇー…と思いながら俺はこいつの横で寝る事にする。起こすなよ?

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