リアリティあふれる群像劇ミステリー

3章「ゴッドブルー」まで読んだところでのレビューです。

レベルの高い群像劇ミステリーです。一つの事件に、いろいろな人の行動、他の事件が絡まっていく。

軽いところのない、一般文芸の雰囲気。しっかりした文章と、ストーリー運び。ネット小説の平均的レベルよりは、はるかに高いところにあります。そして、大人の雰囲気。

きちんと、現実の社会で生きている人々を描いています。キャラだとか、そんなのではなく、登場人物がリアルであり、だからこそ物語がリアリティを持っています。

普通に、本屋で買った小説を読んだ気分でした。

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