前のエピソード――三発輸送機

　帝国海軍が運用する超弩級戦艦。

　モデルはドイツ帝国海軍のバイエルン級戦艦。

スペック

・全長180ｍ

・全幅30m

・喫水9.35m

・常備排水量28600トン

・満載排水量32200トン

・機関石炭重油混焼ボイラータービン3基3軸（合計55000馬力）

・最高速度22ノット（40km/h）

・航続距離5000海里（9260km）

・乗員1200名

・兵装38cmSK L/45連装砲塔 4基8門

　　　15cmSK L/45単装速射砲 16基16門

　　　8.8cmSK L/45単装速射砲 8基8門

　　　60cm魚雷水中発射管 5門

　WW1前のドイツ帝国海軍が建造した超弩級戦艦。1912年から建造が始まり、完成したのは1915年。

　ドイツ初となる30000トン超、38cm主砲搭載の戦艦であり、本級の完成によってドイツ海軍は単艦での戦闘能力においてイギリス海軍に追いついたのであった。

　なお、これらバイエルン級戦艦は計画では4隻の建造が成される予定であったが、3番艦ザクセンと4番艦ヴュルテンベルクはWW1期間中に間に合わず戦後解体された。また、戦中に完成した1番艦バイエルンと2番艦バーデンも、肝心のユトランド沖海戦には戦力化が間に合わず不参戦で、その後もほとんど実戦参加する機会を得る事無く終戦を迎えている。