旧版から大幅リブート。二度目の死を与える、戦う死の水先案内人。

 前作の雰囲気や独特の世界観はそのままに、独自の用語や道具が追加され、不思議なリアリティーや緊迫感を醸し出しています。
 『留人』、その耳慣れない言葉の意味。『彼ら』が生前に行う行動。それら一つ一つが吟味され、意味を知るごとに、映画とかではなくその場にいるような臨場感が味わえます。
 現代日本が抱える問題を題材に取り入れた、エンターテイメントホラー、ぜひどうぞ。

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