彼女が日記をパラリとめくる音と共に、過去が形を崩していく。

日記のページが変わるように世界が切り替わり、徐々に渦を巻いて読者を飲み込んでいく様が、素晴らしいです。
亡くなってしまった元彼の日記を中心に物語は進みます。
過去へ戻り、亡くなった彼の世界を少しずつ変えていく。
でも変わらない自分に戸惑いつつも、それでももう一度彼に会いたい一心で日記を読んでしまう主人公。
どうか、もう一度だけでも現実に新と出会えますように!
まだまだ先は長いのでしょうか。最後がどうなるのか、とても楽しみです。

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