触れるか触れないか、二人の間に一枚のガラス。

 あまり恋愛小説は読まないのですが、なぜか目に留まったので読んでみれば…
 彼女の一言一言に浮き沈みする主人公。
 近付いては離れを繰り返す、目には見えない虚勢の壁。もどかしい二人の関係が短い文章の中で激しく変化を見せ、とても読み応えのある作品でした。
 これが長編だったら、涙無しには読めないかもなぁ…などと想像してみたり。

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