第5話 番外編『セッション前夜』

~セッション前夜・ヒドゥンさんのキャラメイクについてお話ししました~


どどんとふ:「GM」がログインしました。

GM:ちょっとした情報をメモにて掲示しております。

ヒドゥン:なんか、すごいフランクな町だった

GM:みんなが守りたいフランクな町、夏木市を目指しました! ヒドゥンさん……めっちゃ擬態(エフェクトで用意した女の子型従者。本体は茶色のトランク)してますね……

ヒドゥン:完全にトランクケースにしか見えない(生きている)支部。はたしてこんなPC出していいんだろうかと思わないでもないです

GM:いいんじゃないですかね、映画も公開中ですしね!

ヒドゥン:な、なんかの映画に擬態したトランクが!?(何も見てない

GM:ええー! ハリーポッターの新作映画を意識したキャラメイクじゃなかったんですか!?

ヒドゥン:ハリポタ見てないんですよねー。途中で飽きて

GM:あー。実を言うと私もネタバレされて途中から適当にしてるんですが、「ファンタジックビーストと魔法のトランク」というスピンオフ映画が現在公開中なんです

ヒドゥン:はへー……知らんかった……(テレビも見ない

GM:新主人公ニュート・スキャマンダーが持ってる魔法のトランクの中には、魔法生物がたくさんいるっていうか、暮らしてるっていうか、入ってるっていうか、ヒドゥンさん状態なんです。

ヒドゥン:主人公水島七里が持っているトランクの中には、オーヴァードがたくさん暮らしている……

GM:ぴったりですね

ヒドゥン:あ、このネタ。もしかして、このネタ……被ってる……。まぁ今からキャラ作り直す暇も無いから仕方無いですが……むしろミミックとかそっちを意識したキャラでした……

GM:ファンタジックビーストのほうは一作目から駄作って言われてますから! ヒドゥンさんの旅はまだはじまったばかり!(焦って何か言っている) ミミック……うっかり近づくと食べられてしまうの?

ヒドゥン:パカッっと口を開いて体内にご招~待

GM:なんだかそう言われると怖いですね

ヒドゥン:パカッっと口を開いて砲撃

GM:確かにミミックだ!

ヒドゥン:大丈夫です、外面用の七里ちゃんは可愛いので……

GM:映画の影響でもっとワンダフルなものかと思ってました。う、うん……でもそれチョウチンアンコウのチョウチン担当なんですよね……

ヒドゥン:はい、チョウチンアンコウでいうチョウチン部分です。

GM:かわい……い……?

ヒドゥン:こう……七里ちゃんを見て倒しに来るFHエージェントとかをパクっと食って、UGN職員がずらりと並んだ部屋に案内したり……

GM:か……わ……

ヒドゥン:七里ちゃんを見て声掛けに来た野郎共をパクっと食べて栄養にしたり(しない

GM:か……

ヒドゥン:七里ちゃん単体でも攻撃力8あるリニアキャノンをダイス8個で撃ち出したり

GM:私だったらUGNに喧嘩売ったりしない(確信

GM:今回皆さんめちゃつよ

ヒドゥン:イージーエフェクト取ったり従者取ったりしてるから(+200点にしては)私全然強くないですよ。これで自立した意思を持つ従者だったら完璧だった……≪従者の目覚め≫があればなぁ

GM:まって。従者の目覚めなんかあったかなーと思ったらエネミーだ!

ヒドゥン:あのエフェクトは浪漫にあふれているので是非従者専用イージーエフェクトにしてほしい

GM:従者つくりすぎると大変ですが……ほしいですね!

ヒドゥン:従者使いはデータと浪漫の狭間で常に苦しめられてるんじゃよー!エネミー専用で登場しなければデータ無くても演出できたんだけどなぁ。あ、私はこれでおさらばして寝ます。明日の為に!

GM:はい! おやすみなさい。

ヒドゥン:おやすみなさい明日はよろしくお願いします。ノシ

GM:こちらこそよろしくお願いします。

どどんとふ:「ヒドゥン」がログアウトしました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る