文章力が高く、作品世界に惹きこまれます。闇から救いを求める声が聞こえてくるかのようです。夜に読むと、さらに没入感が増す気がします。悲しくも哀れな、終わりなき物語。ぜひ味わってほしいと思います。
物書きです。秋月一歩名義で講談社ラノベ文庫よりライトノベル発売中。(商業名義複数あり)。 マスコットキャラ(埼玉古墳付近に棲息するハニワ)→ └|∵|┐ ┌…
文章といい、物語といい、クオリティが高いです。描写がすばらしく情景が目に浮かぶよう。他の方も書いていましたが、今昔物語に入っていても違和感ないかも。
短編ながらここまで書ききった作者に、素直に驚嘆している。 鬼は小生の大好物であるが、こんなにもの悲しく、狂おしい物語は初めて目にした。 人を喰う。でも、怖いモノがある。それが鬼。 何て切なく…続きを読む
端正な文章で綴られる、まるで『今昔物語集』の一話のような、救いようのない、おぞましくて物悲しい短編怪談。人を喰らう鬼と成り果てた美しい女と、彼女の哀れな末期の願いを聞き入れてしまった行者。…続きを読む
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