こんにちは!和泉ユウキです。
一番気になっていた、この「サミュの図書館」を読みにきました。
文章も内容も、とっても好きなお話で大満足でした!
描写の一つ一つが丁寧で綺麗で、イメージが脳裏に浮かぶ様が気持ち良かったです。
そして。
「本にもね、心があるんだ」
この台詞がすっごく好きです(語彙力)。
普段生活力の無い様に見える(失礼です)サミュさんですが、この本の傷を治す場面では、そのいつもの在り方が頼もしく、そして救いに見えます。
随所随所にセレスさんより大人の冷静さというか、包容力が伝わってきます。
大きな事件が起こるわけではないですが、日々に根付き、眠る大切な一欠片に出会えた気がしました。
伝えられなかった想い、大切な想い出、けれど忘れられていく悲しみ。
人にも本にも息衝く確かなものがある気がします。
そして、三冊目。
新しいキャラが登場しましたが、何とも色々欠けた方ですね!
何というか、本の中のご先祖様の方がよっぽど信念を、心を持っている感じがしました。
最後のセレスさんの、ご先祖様にかけた言葉が凄く胸に響きました。
この言葉で、救われたかは分かりませんが、サミュさんならもっと違ったやり方をしたのかな、と色々考えてしまいました。
四冊目は、果たしてどういう物語になるのでしょうか。
続き、楽しみにしております!
作者からの返信
お返事遅くなりましてすみません。
こんなにたくさん、感想頂きましてありがとうございます!とっても嬉しいです。
サミュの言葉、気に入ってくださって私も鼻高々です() 普段は気だるげな男ですが、ただのぐうたらじゃない芯の部分が見せられていれば何よりです。
ゆるふわと歌っておきながら色々とハードな展開、オチもありタイトル詐欺では?と悩みつつも好き放題エンディングを書き連ねております。
本の外の世界が変わるわけではありませんが、この出会いが和泉さま含めて心を揺さぶるものになることを願って。
経費で落ちる、良いですよね。
作者からの返信
なんでも落としたくなりますね。よくないけど。