スィーダ王国
●スィーダ王
反乱軍に押されて頭を抱えている国王。
その血筋のみで王に成った無能。王妃の事は愛している。
●ベルウィネック・スィーダ・フランジュラ
スィーダ国、第一王子。
父が王位を譲ると言うまで戦況を眺める気で、譲る気が無ければ、そのまま滅びても良いとすら思っている。譲ると確約した瞬間、全力で反乱軍を押し返す気でもある。
ウムルを軽く見てる人間のひとり。
実は、2重強化のタロウより弱い程度で、結構強かったりする。
●ケネレゲフ
ベルウィーに拾われ、仕える男。単純な戦闘能力だけで言うならばタロウより強い。
ただし、戦闘職の能力しかなく、技工や錬金の知識はあまり無い。
タロウが意識的な本気で戦って、何とか勝てるか勝てないかという相手。
旅に出る前のタロウなら、直接戦闘では確実に勝てなかった相手でも有る。
●ミッツェ
ケネレゲフと同じく、ベルウィーの友とであり部下。男性。
戦闘技術も無いわけでは無いが、どちらかというと内政向き。
●ベレセーナ・スィーダ・エレランジェナ
ベルウィネックの母。内乱に巻き込まれないようにと、王都が危険と判断したベルウィーの手により、隣国の王国に護送された。
王都からは離れて、なるべく街であり、ウムルに近い所に送られた。
あまり遠すぎても危険と判断したが為の判断だが、距離的にはどちらにも中途半端。
本人は夫が殺されかねないという事に心を痛めているが、仕方ない事なのかもしれないとは思っている。
止めなければと思いつつ、止められなかった自分も同罪と思っている。
●ミューネ
ベレセーナの護衛兼世話係。女性。
ベレセーナには幼少のころからよくしてもらっており、恩義を感じている。
本来家にはもっと多数の護衛が居たが、逆に目立つという理由で二人になった。
ベレセーナの意向は薄々感じていたが、それでも、命をとして守る気でいる。
小さい子が好きすぎて危ない。
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