応援コメント

第11話 公園の少年」への応援コメント

  • あの日、隆介君に言いたくて言えなかった言葉を、やっと伝えられた相手は、隆介君ではないけれど、その同じ言葉が必要だった少年で……。
    「自分の気持ちを伝えなさい」と父として娘に、祐輔が風花ちゃんに伝えた思いが、こんなふうに返ってくるなんて……。

    読むと幸せになれるエピソードでした!

    作者からの返信

    来冬さん、心から感謝しています。
    すてきなコメントをたくさん、ありがとうございます。

    この物語のテーマはいくつかありますが、そのひとつは、子どもを育てることで親である自分に返ってくることがある、ということでした。
    育児はともすると親の自己犠牲のように受け取られがちですが、実は自分自身のための努力でもあって。
    その努力の結果、子どもだけでなく自分を育てることになったり、過去の自分を乗り越えることになったり……。

    いつも受け取っていただいてありがとうございます。

  •  苦い思い出も全て糧となるときがくるのですね。
     そして人へ繋いでいく。優しさに満ちたバトンを繋いでいける幸せを感じるお話に、涙が止まりません(*T^T)

    作者からの返信

    秋生さん、ありがとうございます。
    そう言っていただけて、頑張って書いてよかったです。
    親になることの幸せは、こういう部分にもあるように思っていて。
    「バトン」って本当に素敵な表現ですね。うれしいです。

  • 心が鷲掴みにされるお話でした。もちろんここに至るまでにも何度も同じ気持ちになりましたが、今回はもう、ハンカチ握りしめて読みました。
    どんなことも糧になると信じて生きて来て良かったと、自分にも登場人物たちにも、作者からの温かい言葉のシャワーを頂けた気分で感謝が溢れます。

    作者からの返信

    あたたかいコメント、ありがとうございます。
    何度かすべてを書き直しながら書いた回でしたので、そう言っていただけて本当にうれしいです。
    伝えたいと思っていたことが、はる先輩にちゃんと受け取っていただいていて、頑張ってよかったと思います。

  • 祐輔の人柄が垣間見える回ですね。彼の優しさを風花ちゃんがしっかりと受け継いでいるようで、ほっこりしました。少年が打ち明け話をする時に過去の台詞が交錯するシーンは目尻が熱くなります。少年も人の痛みがわかる優しい大人になるのでしょうね。人を思いやる気持ちがちゃんと連鎖している素敵な回だと思いました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    書きたかった主題が薄まってしまった感があるのですが、祐輔さんの行きたい方に行かせました。
    ゴンゲンサマは実在するんですよ。