第六章 お嬢様、最後の 戦いに行く

登場人物の紹介(後半用)


ラヴェリテ・ローヤルティ……この物語の主人公。船長を夢見る元気な娘。幽霊船に沈められた父親の討ちに為、海に出た。船の精霊スピリットを見ることができる。


コーレッジ・ルーカ……ラングドッグ号の元乗組員。ミラン号乗員となる。ラヴェリテの兄貴的な存在。


ルッティ・ベルナード……お尋ね者で海は苦手だが、ミラン号の乗員。


ジョルドゥ……コーレッジの仲間でラングドッグ号の元乗組員。料理が得意。


サジェス……ミラン号に乗り込んだ発明家。機械好きでヴォークランの技術に興味津々。


ミラン……ミラン号に宿る精霊。白い髪の少女の姿をしている。


エイクス……ヴォークランを管理する人工知能式管理システム。正式名称は、A.I.C.S(artificial intelli|gence control system)だがその綴りからラヴェリテは"エイクス"と呼ぶようになる。


ケイシー・ルー大尉……ヴォークランに宿る精霊。八百年前に化学兵器(あるいは生物兵器)で命を落とした後、魂が艦に残った。姿の見えるラヴェリテにアドバイスをするようになる。


エディス皇子……北方王国トゥアール・ハーンとの平和交渉の為、密書を持って航海していた、幽霊船に偽装したデュプレクス号の襲撃を受ける。海を漂っているところをヴォークランに救助された。


アミカル皇女……第一皇女で行動力ある才女。行方不明になった兄エディス皇子の代わりに北方王国トゥアール・ハーンへ向かう。



<艦船>

ヴォークラン……MC-97R型巡洋艦 八百年前に造船されたハイテク戦闘艦で無人で航行し、幽霊船と噂されていた。人工知能式管理システムA.I.C.Sが全てを管理操作している。


ミラン号……ラヴェリテたちが幽霊船と戦う為に乗り込んだ老朽艦。


デュプレクス号……帝国海軍駆逐艦。スウィヴィ少佐の指揮する高速艦。


ミノルカ号……外交使節の専用船。外観は客船だが武装もしている。アミカル皇女を乗せ北方王国へ向かっていた。


ヴァシレフス号……極秘に建造された帝国海軍で初の内燃機関を動力とした戦艦。幽霊船に偽装して使節団を攻撃する。



〈帝国海軍〉アンゲルン・マリーン

ナヴァリノ・イグノーブル提督……北方王国を牽制する為に編成された北方方面艦隊提督の総司令官。規模は帝国海軍の中でも最大。北方王国との平和交渉を快く思わず、交渉使節団の妨害を画策する。


髑髏仮面の船長……イグノーブル提督の配下。ヴァシレフス号の艦長。


スウィヴィ少佐……駆逐艦デュプレクス号の船長。奪われたミラン号を追っていた。


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