第23話 実技試験 ロボバトル編 開催

初回でヘルマンに敗れたものの、再度挑戦し勝ちを得た虎太郎。

その後、5勝1敗の成績で生身戦闘での実技試験はクリアできた。


次の試験は戦人を使ったバトルだ、機体を持たない生徒はシミュレーター

でゲーム大会のように対戦して勝敗を競い機体を持つものは機体でぶつかり合う。


機体のないヘルマンを残して、ダイダラ小隊は試験会場のある島へと向かった。


スタジアム島、名前の通り巨大なロボット同士が戦う競技場がある島である。


住んでいる住人はスタジアムのスタッフ、協賛企業の社員と家族。


衣食住のライフラインは充実しており、試験の時期となれば多くの

観光客が試合見物に訪れる。


・・・・・・・そう、学校の試験であるのに金を取って試合を見せるのである。

さらに駆けも行われており金の動く島である。


試験以外ではサッカーや、野球など他の競技やライブ会場に貸し出している。


生徒達は競技場内にある大食堂に揃っていた。


「新洞爺湖とは大違いじゃ・・・・だな。」

方言が出そうになりなおす虎太郎、なぜならグレンダがいる。


「緊張してますの?そんな事では、乗り切れませんわよ?」

グレンダは落ち着いていた。


「ま~ま~、さんぴん茶飲んで落ち着くさ。」

ラナがさんぴん茶のボトルを人数分配る。


「この島、色々充実してるよ観光地だね。」

エドの感想に虎太郎も同意する。


「私、個人戦は苦手だわ。」

アンが落ち込む。


そんな中、食堂内のモニターには3年生の試合のトーナメント表の

発表と機体の入場パレードが行われていた。







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