3/8 反省はくずかごにでも捨てて次に向かえ

よう、よく来たな。俺はライター・レイ・ナグモだ。いつものひんじゃくでこしぬけな南雲は、今メキシコのさばくで灼熱の太陽に焼かれてくたばっているから忘れておけ。ああ、それとこのエッセイは多分きっと週一回はなんか書くらしい。今日はたまたま俺の出番だった。それだけだ。


ひんじゃくな南雲麗はメキシコでカクヨム砂漠に惑わされ、空腹の内に目的を果たせなかった。理由はいくつかあるが、今日は二点目について言っておこう。

いつもの通り読者に役立つかなんて考えていないぞ。ドリトスとビールでも買ってのむ。そんなスナック感覚で読んでおけ。


取り敢えず奴の失敗はこれに尽きる。『宣伝不足』だ。

アイツは一作品がちょっと当たっただけで欲を出し、装備もないままメキシコの荒野に突っ込んだ。そしてそこで迷ったなら叫べば良いにも関わらず、それもしなかった。まあ叫ぶ力も足りなかったようだが。ともあれ、これを鍛えるとなるとどんどん書いていく他ないだろう。


分かったなら書き続けろ。書いて屈強な男になれ。叫び続けずしてなにが書き手だ。俺は書き続ける。メキシコで生き続けるために。一度書いたなら砂漠に出せ。砂漠はひんじゃくな青年を屈強な男に変えるにふさわしい場所だ。いいな、南雲麗。とにかく書け。話はそれからだ。今回はお前があわれだから助けてやるが、次はないと思え。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一度はやってみたかった逆噴射文体でした。お粗末。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る