12/9 一歩また一歩

南雲麗です。あ、今日はかなり手短ですよ、注意。


以前から情報があった通り、カクヨムのトップページが変わりましたね。縦に長くて情報量が多い、というのが第一印象でした。後なんでウリに据えているはずのレビュー機能を推すのに必要な、新着レビュー枠を下げちゃうのかなあ、この運営。まあ、以前ほどの苦労はいらないのですけども。


だけどやっぱり出版社運営だなあ、と思う部分は一つ。書籍化ラインナップがトップに有ることです。こっち側から見ているとリンクだけ置いておけば良い気がするのですが、やはり物理書籍も売れないと辛いところがある、というのがうっすらと感じ取れる気がします。


あんまりこういう言い方はしたくないのですが、我々書き手が相手取っているのは巨大企業です(あんこくメガコーポではない、いいね?)。巨大企業の論理は我々個人経営どころか趣味でやっている公開オ◯ニ◯トにはわかり得ません。週刊少年飛翔だって、自分では大当たりだと思っていた作品が打ち切られることがある。そういうことなのです。


私見、というのが大事ですが。巨大企業でプロジェクトを残すには『実績』が要ります。つまり書き手が集まった実績。コンテストを行ってこれだけ人が来ました、という実績。アクセスをこれだけ集めました、という実績。書籍化をこれだけ出来ました、という実績。その他諸々。


多分ここまでやってようやく『トップページの改変等の行動を取ってもそこまで言われなくなった』んじゃないかなあ、と俺は思うんですよ。

おそらく今後読み手にも何かしらフォローが入ってくると思います。まずは書き手を集めて店に品物を並べる必要があった。そう思えてくるんです。


カクヨム運営、まだまだ頑張ってほしい。そんな切なる願いを込めまして、今日の徒然はこれにて。

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