重厚(肉的な意味で)なファンタジー

商業作品ではどこかから異議が入りそうな、ビジュアル的に濃い面子が織りなすファンタジーものです。
主人公・タメエモンの細かいことには動じない山のような器量と作者氏の文体が牧歌的な響きを生み、それなりに殺伐とした世界観のはずなのにどこか優しい雰囲気さえ感じます。

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