和尚の機転

「それじゃあ豆にも化けられるかの?」


「そんなのお安い御用じゃ」


和尚の挑発を受けて山姥は豆粒になりました。

和尚はそれをひょいと掴むと裏庭に植えて水をまきました。

それからは毎年秋になると美味しい山姥が沢山実るようになったと言う話です。

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