作品に漂う雰囲気が堪らない!魅力に溢れたバディ物のファンタジー小説!

バディ物のファンタジー小説……という一言では収まりきらない本作。
暗殺者クロナとは何者なのか、相棒のバグとは何者なのか、それはぜひ、本作を実際に読む中で味わって頂きたいところです!

全体的な雰囲気はシリアスで、緊張感に溢れていますが、それを和らげてくれているのが、他でもないクロナとバグ。
それが独特な世界観とあいまって、本作ならではの深い味わいを醸し出していると思います!

物語の出だしを読んで、「お、良い雰囲気!」「面白そう!」と思えた人は、ぜひそのまま最後まで読み進んでください!
途中で現れる「とある重要キャラ」のエピソードが登場するあたりが、この作品の真骨頂ではないかと私は勝手に思っています!

「漫画原作小説」を考えると、「漫画で読みたい!」と「続きが読みたい!」という二つの要素は不可欠だと思いますが、この作品はその両社を満たしていると思います!

本作で提示されている要素だけでも、この先の物語が面白くなるに違いないことは明白……この一作だけでは終わって欲しくないと強く思いました!

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