湯気の向こうに大人の愛が揺れている

新樫さんの言葉選びにはいつも感嘆するが、この作品もまたその期待を全く裏切らない。 ぐつぐつと煮える鍋を挟んで向かい合う、相応の人生経験を積んだ二人が、相手を思い遣り過ぎて踏み出せなかった一歩を助けるしいたけ、いいなあ~ほんとに。
人生の酸いも甘いも噛分けた大人だからこその愛の場面にきゅんきゅん来ます。

どこかのポン酢メーカーのCMのシナリオに採用してくれないかしら。そしたらケース買いするのに♪ もちろん、新樫さんのサイン入りでね!

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