キャラクター紹介(1章終了地点)
リルラ「このキャラクター紹介は1章を全て読み終わった人のみ読むことをおすすめなのだ!ぜひ読んでもらえると嬉しいのだ!」
魔王「……ふむ、司会進行は我ら全員でやればよいのか」
シンシア「魔王、怪しいことはしないでください」
ディロ「魔王様、余計なことはしないようにお願いします」
魔王「……お前達は我をなんだと」
ポポン「私もいることを忘れないでください!」
☆魔王
魔族を統べる者にして人間の敵である悪の王……のはずなのだが、シンシアだけでなく部下の前でもやることが魔王らしさ皆無のためあまり見た目ほど怖くはない。
表情筋が死んでいることにはちゃんとした理由が存在するが、それを知る者は配下の中でも極少数である。
1章ではリルラに主役の座を奪われている。
シンシア「本当に魔王なのか最初疑いました、かなり本気で」
ディロ「姫君、安心してください。未だに我々も時折そう思います」
魔王「……それほどか?」
ディロ「魔王様が魔王様らしくないなんて今更ですから私からはなんとも」
魔王「……おいディロ」
☆シンシア
魔王に拐われた不遇なお姫様……なのだが、魔王のせいで意外と快適な生活を送っている。
最近の日課は、リルラとの特訓。たまにポポンに料理を教わっている。
王城から出たことがないため、むしろ本人にとっては今の状況はかなり良かったりする。
魔王には素直になれないツンデレさん。
シンシア「誰がツンデレですか!?」
リルラ「シンシアは素直じゃないのだ。……うーん、シンシアは柔らかくて眠くなるのだ……」
シンシア「そこは素直に言わなくていいのよ!ツンデレじゃないですからね!?」
リルラ(きっとツンデレさんは皆こうやって口で否定するのだ)
☆ライム
魔王がシンシアの話し相手に人界から連れてきたスライム。命名者はシンシア。
姫の話し相手をしたり、何気ない危機に自らの身を犠牲にして守る。だって水だもの。
ライム『ぷるぷる、僕もしかしていらない存在になってきたー?』
シンシア「そんなことないわ、これからも一緒にいて」
ライム『こうなったら僕が人間に成ってシンシアちゃんを守れるようになれば……』
シンシア「ライムちゃん、やめて。それは色々な意味で消されかねないから」
☆ディロ
魔王に仕える初老の魔族。
ときに魔王の仕出かしに振り回され、ときにリルラにハグで殺されかけ、もしくは呪い殺しされかける苦労人。
第一章では出番は少ないものの、第二章で大活躍……するかなぁ?
ディロ「私としてはこのまま何も話さずスルーしてもらいたいのですが……」
魔王「……リルラ、ディロに抱きついていいぞ」
リルラ「了解なのだ!」
ディロ「魔王様!?」
魔王「……別に先程の我への発言に対する
ディロ「絶対に嘘でぎゃぁぁぁぁ!!」
☆リルラ
魔王に仕える半魔の少女。出生は不明。
明るさと猪突猛進なスキンシップで、場を賑やかに、ときに和ませるムードメーカー。
魔王への恩返しとして忠誠を誓い、訓練を積んだ結果、《三滅魔》の一人に選ばれ、魔王に《審滅者》(審判の名において滅ぼす者の意)の称号と、天秤の模様が刻まれたバングルをもらった。
裁定が
目が金色から朱色へ変わるのは一種の攻撃色であり、個人特有の能力である。
躍りを始めた理由は、拾われて直ぐに魔王に誉められたから。
……え?1章では魔王より活躍してないかって? これから魔王様は(きっと)活躍しますから!
リルラ「リルはこれからも真っ直ぐ生きて見せるのだー!」
ディロ「……そうか、だがリルラ」
ポポン「私達から一言いいかしら」
リルラ「どうしたのだ?」
ディロ・ポポン「お願いだから真っ直ぐ進んで壁を破壊するのはやめなさい」
☆ポポン
魔王城の台所を預かる女性の悪魔。
炎魔法を得意とし、数多の肉を焼いてきた。
基本的にはシェフじみた振るまいと丁寧な口調だが、台所を荒らされたり仕事を取られると、子供のように泣きついてくる。
ポポン「私の出番は今回少なめですね」
リルラ「じゃあリルと立場交代してみるのだ!」
交代後。
ポポン「こんなにたくさんの魔族相手にできるわけないでしょうがぁぁ!!」
リルラ「なんだか賑わってるのだ!……ところで料理ってどうするのだ?」
ポポン「私のキッチンが荒れるから元に戻して!!」
☆ダンカン
魔界の入り口が存在する洞窟の近い場所にある人界、ココット村の
商売人としての駆け引き皆無と言っていいほど馬鹿正直な性格。だが魔王にはそんなところを気に入られている。
ダンカン「最近俺っちの出番ねぇな!だがいつかまた出れることを期待してるぜ!」
魔王「……メタいな」
☆釣りの翁
魔王が湖で知り合った謎のお爺さん。
魔王がいなくなったことに気付かないほど、常人からかけ離れた存在。
……ちなみにあの後も魔王が魚を釣りにいくと、たまに遭遇する。
釣りの翁「儂の正体を知りたいか?それはの……」
魔王「………勝手に設定を作ろうとするな」
☆メルド
魔都レヴィスの人通りの少ない場所にある占い屋のオカマ。
魔法使いのような様相皆無。
占いが当たったことで、シンシアは腕だけは本物だと信じている。
メルド「私のことは今度からはメ・ルちゃんって呼んでね♪」
シンシア「……は、はぃぃ……」トリハダ
☆ヴァン
魔都レヴィスの酒場カルーアのマスター。
バーテンダーの服がはち切れそうなほどピチピチボディの持ち主でもある。
城の外でリルラと仲のよい人物であり、リルラに躍りの舞台を提供している。
知り合ってすぐにリルラが半魔であることに気付いたが、誰にも漏らすことなく黙っている。
ただし、リルラが魔王の配下であり、《三滅魔》であることは知らない。
ヴァン「リルの嬢ちゃんが来てくれるときは倍くらい客も多くなって……嬉しいやら悲しいやら……」
リルラ「おやっさん、ピチピチ姿でむせび泣いてたら余計客が減るのだ!」
ヴァン「誰か俺への優しさプリーズ!!」
リルラ「と、いうわけで、1章のキャラはこれで全員なのだ!」
ガルディ「おい待て小娘!俺様を忘れるな!」
ジョー「俺達の紹介は!?」
リルラ「作者曰く『悪キャラなんていちいち説明するのは怠いし、どうせ忘れ去られるさ』ということなのだ」
ガルディ「ふざけるなー!忘れられてたまるかー!!」
リルラ「更に曰く『それでなお忘れられないキャラこそ真の愛され悪キャラ』ということなのだ」
ジョー「あっ、だったらいいか」
ガルディ「よくねぇよ!!俺様の存在がー!存在そのものがぁぁぁ!!」
リルラ「ここまで見てくださった方々、どうか彼らのことも忘れないであげてほしいのだ!」
魔王「……2章で再び会えることを楽しみにしているぞ」
ディロ「そんな死んだ表情で言われましても……。魔王様とリルラが落ち着くことを望みます」
シンシア「私も楽しみに待ちましょう」
ポポン「私は台所が荒らされないことを望みます」
魔王「……2章でも新キャラが出るが、まぁどいつもこいつも変人揃いだ。……覚悟しておくといい」
リルラ「リルはとにかく魔王様とシンシアの今後が気になるのだ!」
シンシア「だから私と魔王はそんなんじゃあ……」
魔王「……シンシア、なぜ顔を赤くしておるのだ?」
シンシア「っ!うるさいこの馬鹿ー!」
魔王「……なぜ我は殴られたのか」
リルラ「女心は繊細なのだ♪それでは皆さん!」
全員「2章でまた会いましょう!!」
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