最前って、良いよね。

Amane

柵だよ。柵!!!



私は今、世界で1番幸せな人間である。


真っ黒い防音剤に四方八方囲まれ。


後ろには人、人、人。


目の前には、太めの柵。


柵。そう柵だ。柵だよ柵。



何度、この日を夢見ただろう。


何度、この柵に触れたいと願っただろう。


この柵には、我らが人類の、夢と希望が詰まっているのだ。





私は今、もう追っかけて7年目になるバンド、ヴァンパーのライブにおいて


紛うことなき、最前を陣取っているのだっっっ!!!!!!!!!






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る