第16話 食べ物を焼く

初めて『食べ物を焼いた』人。


偶然だったんだろうと思う。

カミナリが落ちて、キノコが焼けてみたいな。

或いは、動物が焼かれて…口にしたら美味かったみたいな。

口にして美味しかったんで、みんなでカミナリを待つようになった時代があったと思う。

そのうち、待ちきれなくて自分たちで火を起こす、または維持するみたいな文化が芽生えて、その役目は要職だったんだろうな~。

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