第14話「ファイナルファンタジーⅤ」

俺が初めてFFシリーズをプレイした作品でもあり、初めてRPGというものをプレイした作品がこの作品だ。なんだか青春の香りがするような素晴らしいシナリオ。美しいBGM、ジョブチェンジとアビリティのくっつけという幅広い遊びごたえ…全てが楽しいと言える。




物語はタイクーン城から始まる。王は風のクリスタルの危機を感じていた。その父を追ってレナ姫は心配するが、王は飛龍で風の神殿に急ぐ。海賊船の上で風が止まったことを感じるファリス、隕石に乗るガラフ、王の身を心配するレナ…。神殿のクリスタルルームに訪れた王だが、時既に遅く…クリスタルは砕け散ってしまう。




一方その頃、チョコボでしがない旅を続けるバッツ(主人公のみ名前変更可能)は突然の隕石の落下に驚き、衝突した場所に向かう。そこでゴブリンに襲われているレナを助けるのだが…。




このゲームはシナリオの良さが非常にいい。FFはこの後も様々なシリーズが続き、色々プレイしたが一番感動したのがこの作品。移植もされ、PSなどでもクリアしまくった思い出がある。BGMが良いのは前述したが、中でも有名なのはビッグブリッヂの死闘だ。他にも様々な名曲が冒険を時に優しく、時に激しく、気分を盛り上げてくれるだろう。




そして、最大の魅力がジョブとアビリティのくっつけだ。

物語を進めるとクリスタルのかけらを入手するのだが、その中にはジョブがあり、ナイト、モンク、シーフ、忍者、竜騎士、白魔道士、黒魔道士など様々な職業に転職(ジョブチェンジ)できるのだ。




ジョブには固有のアビリティ(能力)があり、例えば竜騎士なら「ジャンプ」黒魔道士なら「くろまほう」がある。戦闘を重ね、アビリティポイントを規定数貯めるとそのアビリティを習得することができ、他のジョブで使えるようになるのだ。




例えば「ナイト」に「ジャンプ」、黒魔道士に「しろまほう」といった具合に好きなように編成できる。このやり込み度は高く、どうすれば最強になれるか考えてしまう。未だに議論する声も多く、ネット上ではファンが盛り上がりを見せているそうだ。




個人的には赤魔道士が最後に覚える「れんぞくま」や「しろまほう」「くろまほう」などの最大レベルの物、召喚レベル最大の物が戦闘には非常に有利だろう。だが、しばられることはない。好きなジョブとアビリティで楽しむといいだろう。




難易度は少々高めかもしれないが、レベル上げを怠らなければ進めやすい。FFは最近の物しかやっていないという人も多いと思うが「昔の作品だから…」と敬遠することなく、ぜひプレイして欲しい。今の作品にはない感動を味わうのも、昔の作品を楽しむ醍醐味の一つだ。そしてそれは話のタネにもなるし、なにより色濃い感動を心の底に残してくれるだろう。




個人的には……バッツをナイトにして、二刀流と魔法剣させていたな。レナがものまねしでアビリティに「白魔法」「黒魔法」「連続魔」で、クルルがものまねしで「白魔法」「召喚魔法」「黒魔法」で、ファリスがモンクをしつつ、「時空魔法」を唱えれるようにしていた。




何故かファリスってモンクのイメージが有る。なぜだ。





ちなみに水没したウォルスの塔にものまねしゴゴがいるぞ。何もしなければ勝てるぞ。次元の城のツインタニアがギガフレアをするまえにデスを唱えたら倒せるぞ。ラストフロアで木になったエクスデスのイベントが終わったあと、ラストフロアを出て次元の城からテレポで脱出すると……。




他にも裏技や小ネタが多々あるのでぜひ調べてみてね。











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