電波にのせて郷愁を誘う

ほぼ会話(無線機の音)のみで構成されているSSです。

無線機で交わされる二人の会話により、二人の間に横たわる距離だけでなく、
裏側にある世界観を推測することができます。
次第にノイズにかき消されていく声から、視点の主である主人公だけでなく読者もまた想像をかきたてられることでしょう。

懐かしい郷愁を誘われる一作です。

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