第18話 小ネタ集

 1 長男に英語のクイズを出してみました。


「姉妹は?」

「わからへん」

「シスター」


「兄弟は?」

「なんて言うの」

「ブラザーや」


 途端に長男はニヤリとして、手で肩紐をあらわし、胸を形作りました。


「ブレザー」


 ……ああ、なんか、ドヤ顔でめっちゃ得意げにギャグをかましたつもりやろうけど残念!

 でも言いたいことは分かったわ、息子よ!



 2 長女の保育園の運動会にて


 開会式は、年長組さんの鼓笛隊とカラーガードの演舞です。

 私の子供は関係ないので、のんびりと保育園に長男、次男とともに参った私。

 会場に着くと、すでに開会式は終盤でした。

 開会式が見たかったらしい長男がデカい声で言いました。


「もう! お母さんがいつまでもイチャイチャしてて出かけへんから、見逃してしもたやんか!」


 途端に、ババッと周囲の観客席にいた父兄の皆さんから私へと視線が集中。


 アホか! どんなオカンかと思われるやろ!


 ※ 出発ギリギリまで次男に授乳していた私。(←それをイチャイチャという言葉で長男は表現した模様)


 ちなみに主人は乗船中です。





 《番外編 船乗りのダンナ 》


 恐るべきヨメ 3



 ヨメが電話で話している時に聞いてきました。


「なあ、男の人って、渋滞に巻き込まれているとき、三分に一回はエロいこと考えてるって、ホンマ? どうなん?」

「いや、無いだろ。そこまで考えるかよ」

「え、ウチは考えてるで」


 ……えええええええええええええええええーー…………。



 ※ 「まあ、男が考えてることを女は考えてはいけないってことはないから」

 と、動揺しつつも一応フォローしておきました。

 




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る