心の奥底で、「行くな行くな」と呼び止める声がする。振り払っても振り払っても、その声が追いかけて来る。その声って?まさか、あのジュリエットなの?異国の地での一瞬の幻覚。
わずか三千文字強の物語ですが、行間から溢れだす見えない言葉を繋いでいけば、一冊の小説が出来上がるでしょう。東洋の島国では味うことのできない、異国での体験。そこにいたるまでの主人公の葛藤。そして表…続きを読む
愛に生きたジュリエットと夢を追うために愛を捨ててきた自分。 心の葛藤を二人の対話がうまく描いている。ほんの少し残っていた後悔もジュリエットとの会話で埋められていく。 夢を追う自分に自信を持つた…続きを読む
世界遺産が多く素敵な街のカフェ、美しいアーチ型ガラス天井のガッレリアを想像しながら、そこでの喉かなひと時・・・私もそんな時間が持てたらと思いました。心が落ちつく小説ですね。
いい話ですね。夢って1歩踏み出す勇気…でも踏み出したからといって叶うわけではない。だから、こんな時があっていい。
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